テニスラケットの選び方
ラケットの重さ
・300グラムが平均的
・重い程筋力が必要だが、その分面ブレが少なくなり、コントロール性能が増す
・また、ラケットの重心の位置は操作性と安定性のバランスを持つために、軽い程フレーム側にあるトップヘビー、重い程グリップ側にあるトップライト
フレームサイズ
・100インチが平均的
・面が大きい程反発力が高く、スピンがかかり易い。逆に調整が効きづらいため、パワーのある上級者は面の小さいラケットを使用する
ストリングパターン
・16×19が平均的
・面が粗い程、ストリングがたわみやすいため、ホールド感とスピン性能が高まる。面が細かいと板に近づくため、面がブレにくく、反発力が上がる。
フレームの硬さ
純しなり
地面とラケットを垂直になるようにした時、地面と平行な方向へのしなり。インパクト時のしなりのため、ラケットの硬さに直結する。
柔らかい程しなるようになり、ホールド感が高くなり、打感も優しくなる。
一方、硬いとその分反発力が高くなったり、面がブレなくなる。
縦しなり
地面とラケットを垂直になるようにした時、地面と垂直な方向へのしなり。
インパクト直後のスイング時のしなりのため、このしなりが大きいとその分スピン性能が向上する。
RA値
ラケットの硬さは「RA値」というもので数値化されており、公表されていないラケットも多い。
よく使われているピュアドライブは飛びが良いが、それはRA値が70以上あり、平均的なラケットは60台なのを考えると実は相当硬いラケットである。
個人的にはBABOLATのラケットは硬く、逆クロスに打つラットショット(シュート回転の球)が打ちにくかった記憶があり、柔らかめのラケットの方が好みかもしれない。
フレーム形状
ラウンド形状
・フレームの断面図が丸みを帯びたもの
・硬め
・パワー系
ボックス形状
・フレームの断面図が四角形のもの
・柔らかめ
・コントロール系
ラウンドとボックスのハーフ&ハーフも存在する
厚さ
・厚い程硬め
ストリングパターン
・細かいほど穴が多い分柔らかくなる
参考サイト
テニスラケット | バボラ公式サイトhttps://www.babolat.com/jp/tennis/racquets.html?srule=Novelty-most-popular&start=0&sz=24