コロナ禍に愛知県が名古屋市を一方的に訴えたからリコール!?
コロナ禍に愛知県が名古屋市を訴えた!と、知事が非難されているようです。
どういうことでしょうか。
訴訟の原因は、名古屋市による負担金の不払い
名古屋市がもともと負担するはずの負担金の残額が支払われないため、あいちトリエンナーレ実行委員会が市を訴えたのが実際のところのようです。
なお、この訴訟を行うか否かについては、あいちトリエンナーレ実行委員会運営会議において、多数決で表決されいます。知事が訴訟を決めたものではないようです。
訴訟までの経緯
名古屋市が不払いをするに至った経緯を調べました。
2019年3月27日
あいちトリエンナーレ実行委員会運営会議において、愛知県、名古屋市の負担金を決定(1.71億円)
2019年4月16日
名古屋市負担金決定通知交付(名古屋市が負担金支払いを承認)
2019年10月
負担金第3回目(3,380万円)支払い留保を名古屋市が決定
2019年末
愛知県が名古屋市不払いなら訴訟の構え
2020年3月27日
名古屋市が負担金残金3,380万円の不払い決定
負担金不払いの文書です。
4.その他
実行委員会の収支が黒字の場合は、負担割合に応じた返戻を
求めます。
とあります。
負担金は払わないが、黒字による払戻金は払え、という主張。
随分勝手ですね。
2020年4月20日~30日
あいちトリエンナーレ実行委員会運営会議において名古屋市を提訴することを多数決にて決定
2020年5月21日
あいちトリエンナーレ実行委員会が名古屋市を提訴
>>経緯の詳細はこちら
大村知事が名古屋市に訴訟を提起した5月より、名古屋市が不払いを決定した3月の方が、愛知のコロナ禍がひどかったですよね。
大村知事の考え
名古屋市の不払い決定の文書
まとめ
元々支払う約束をしていたものを払わないとしたのが名古屋市ですね。
今この件は現在裁判中です。裁判の結果が待たれるところですね。