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世の中腰と椅子 -Back pain-

腰が痛い。痛すぎる。椅子に座って1時間で痛くなる。

今使ってる椅子は小学1年生の時に入学祝いで親から与えられたごく普通のオフィスチェアだ。

使い始めてもう15年以上は経過しているだろう。当時の自分の体格と現在の自分を比べるまでもなく、椅子と体がマッチしていない。座面から膝が20cmも飛び出している状態だ。

腰の痛みから解放されるためにまずは腰を支えるものを探した。

ひとまず100均のSeriaで背当てクッションを買った。

これがあると腰が支えられ、前傾姿勢を促して安定感をもたらす。

デメリットは座面が少なくなることだ。それに座面は前に傾かない椅子なので前傾姿勢になりきることができない。

ただ、一時期は腰痛で立てなかった時もあったほどなのに、そのような事態がなくなったのはこの製品のおかげと言える。

次に買ったのは低反発クッションだ。

長時間座るとお尻が痛くなってくるのでこちらを購入した。

結構な厚手なのでお尻が痛くなるということがまず無いが、これのデメリットは座高が上がることだ。そして傾斜があるのでかなり前傾姿勢になる。これにより背もたれとの距離が生まれ、腰だけでなく背中にまで自重の負荷がかかってしまう。

仙骨を立て、己の背筋を信じバランスをとり、腰椎を安定させる意識を保ち続ける必要がある。さもなくば、たちまち猫背になりクッションを使用していない時の倍の速度で腰痛が発生するだろう。

このように、良い姿勢を意識し続けることと背筋を酷使することを強いられるので私はオフィスチェアにこのクッションを使うのをやめた。

その代わりにリビングで使っている椅子には相性がよかったので、そちらで使うことにした。

最近、もはや小さな細工など焼け石に水といった具合にまで腰痛が抑えられなくなってきた。

本格的に何か対策を打たなければならないと考え、Twitter等で椅子は音楽機材よりも優先すべきものだという情報を思い出し、椅子の購入に踏み切ろうと決断した。

次回 椅子選びの話

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