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Unlucky Morpheusとの出会い Act.2

Unlucky Morpheus(以下あんきも)を初めて
聴いた日は結局、

「Get Revenge On The Tyrant」だけが
夜勤帰りの車内で延々と流れていた。

それから1年くらいはほぼ毎日のように
友人から受け取ったあんきもベスト的な
このCDばかりを聴いて過ごした。

あんきもの魅力のひとつとして
一旦聴き始めると他のバンドを聴かなくなる、と言うことだ。

これは過去に陰陽座やDRAGONFORCEで
同じような体験をしてきた。

例に漏れずこの夏はあんきもを聴くことで
過ぎていった。

ここになってあることが気になった、

それは友人から受け取ったCDに収録されているあんきもの曲名。

私は音楽を聴く時のこだわりとして
どうしても曲名を知っておきたい、
そんな習性がある。

◯◯の「△△」と言うタイトルの曲、
最低限そこまでの予備知識がないと
何だか落ち着かない。

友人に確認してみると
さすがに1年以上前に作成した
オリジナルCDのプレイリストは記憶が曖昧、と

ならば、自分で調べてみよう、
と言う結論に至った。

これは難しいようでかなり楽しい作業、
そしてわかった時の爽快感がたまらない。

まずは歌詞を覚えた曲の断片的フレーズを
バンド名と連ねて検索してみる

例えば…
「Unlucky Morpheus 美しい花ほど蔑まれて」と、言った感じで検索…

すると、ほとんどの確率で歌詞が出てくる。

こうしてほぼ全ての曲のタイトルが判明して
それらをメールの下書き欄に記入して

友人が作成してくれた
CD-Rの全ての楽曲が全て明らかになった。

こちらが実際に記入した曲名⬆️

この作業はゆくゆく原盤を購入する際に
非常に重要となってくる、

そう、この時点で私はあんきものアルバムを
コンプリートする気になっていた。

そしてこの頂き物あんきもCDの中で
最も好きな楽曲はと問われれば…

そう!「殺戮のミセリア」こそが
私をあんきもの沼へ落とし込んだ

正に"きっかけの曲"であった。


ネットで過去の作品をあれこれ検索してみる…
と、ここでひとつの疑問が沸き上がった。

これはあんきも入門当初の大多数の方が
不思議に思った事項ではないだろうか?

オリジナル楽曲
東方アレンジ楽曲

な、何なんだそれは?

どれがどっちでどっちがどれ?

そもそも東方系って何?

その件については後々、
我が息子"S-O"(と、ネット上では表記)から
驚愕の事実を知らされることになる。
(この話題は今後おいおいと語っていきたい)

そして、東方アレンジの謎については
あんきものオフィシャルサイトの
プロフィール欄を読むことで解消された。


あんきもについて少しずつわかり始めてきた、

早速ネットで動画を探るが例の東方系と
オリジナル曲の境界線がわからない。

つまりはどちらも遜色ないクオリティである、
そう言うことだった。

2021年の春、この時点でわかっていた情報

  • あんきものボーカルはラブリーやドールズのFukiである

  • オリジナル曲と東方アレンジの2タイプの楽曲がある

たったそれだけだった。

少しずつメンバーや他の楽曲を覚えていこう、
そうすれば思い入れも増すだろう…

そんな思いを抱きながら
この日もあんきもの曲を聴こうと
YouTubeの画面を開いた時だった、

曲名を知らずに検索していたので
これまではランダムに映像を観ていたのだが

これまで見たことのない楽曲が
サムネイルに現れた。

「最近の曲かな?」

早速映像を再生して…驚いた!
なんてもんじゃない!!

曲のクオリティの高さに驚いたのは勿論だが
私が驚いたのは別の事項だった。


たまげた…?慌てふためいた?
腰が抜けた?

どんな表現ですら陳腐に聞こえるほど
私はそこで驚愕の事実を目にすることになる。

その曲とは…

「Top Of The "M"」

これまで映像以上に曲を聴き込んでいたため
気づかなかったのだが

メンバーの出演するMVを観た時、
あれ?と思った。

"このデスボイスで歌ってる人って
妖精帝國のギターの人じゃね?"

バンドの経歴を時系列に沿って聴いていないと
このような不思議な現象と遭遇する。

四半世紀以上前に私は同じ体験をした、
ディープ・パープル再結成の時だ。

リッチー・ブラックモアが
ディープ・パープルのギタリストと知った時

「え?レインボーのリッチーがディープ・パープルに加入した?」

あれから長い時を経て私は再び
同じ体験をしたことになる。

そう、紫煉さんはあんきものギタリスト、
そしてメインコンポーザーでありながら

このようにサブボーカルとして
デスボイスを披露していたのだ。

知らなくて当然だ、
私が友人からCDを受け取ったのは2019年

この時点での最新作である
「Unfinished」は未聴だった…

だがしかし!

驚きはひとつではなかった!!

もうひとつの驚きは規格外!想定外!
正に青天の霹靂一閃!

「ぬ、ぬぁに(何)~っ!!」



何故にメタル系のバンドにバイオリン奏者が!

Jillさん

しかもビジュアル、ドストライクやないか!
(ビジュアル、推しには大事な要素です!)

こうして私はほぼ"一目惚れ"の状態で
Jillさんの存在を知ることになった。

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