【決定版】カジュアルEDHの決まり事【基本ルール】
はじめに
皆様こんにちは。八雲みつです。最近寒くなったり暑くなったり,花粉が飛んだりで踏んだり蹴ったりですね。
今回はタイトルにもあるように,カジュアルEDHの約束事について提唱したいと思っています。流行ってますし。
カジュアルって何?
皆さん,カジュアルに「カジュアル」という言葉を使っていますが,そもそも「カジュアル」ってなんなんでしょうね。
巷では,「カジュアル」という言葉が一人歩きしていて,独りよがりなハウスルールなどでご自身の独自解釈を経て用いられがちです。
いいですか。
一般的な日本人は,わからない言葉,知らない言葉,よく意味を知らない言葉を使うときには,まず辞書を引くことべきだと小学校で勉強したはずです。義務教育は当然終えられていますよね。ご存知ないかもしれませんが,昨今ではWeb上で自由に辞書を使うことができます。
コトバンクというサイトは様々な辞書から調べたい言葉をもってきてくれるので,こういった調べ事をするのに役に立ちます。覚えておくといいですよ。
どうやら,英語由来の言葉であることがわかりましたね。どちらにも共通している意味として「格式ばらない」「気軽であるさま」というものが挙げられています。
ここでワンポイントアドバイスなのですが,このように外国語由来の言葉は,元の言語での意味も一緒に調べておくと,ご自身の知識をつけるのに役に立ちます。
ちなみに英語を調べるときには,英辞郎というサイトが非常に役に立ちます。
単語を入れるだけで,意味を的確な日本語で教えてくれますよ。
英辞郎によると,casualとはこのように色々な意味を内包する形容詞であることがわかりますね。今回言及している「カジュアル」は,この中の「7.〔物事に〕寛容な、厳しくない」「10.〔雰囲気などが〕形式張らない、ざっくばらんな」に近い「カジュアル」になります。けっして2.や3.のようなマイナスの意味をもつ「カジュアルEDH」のご提案はいたしませんのでご安心ください。
このような過程を繰り返すことで,最低限の知性を身につけることができます。ちょっとした言葉1つを扱うときでも,心掛けることで文章のイメージを変えることができます。ぜひご検討いただけますと,ご自身の心の栄養としてよろしいのではないかと存じます。
寛容な,厳しくない,形式張らないEDH
では,「カジュアル」という言葉の意味を理解したところで,早速カジュアルEDHの決まり事についてお話したいと思います。
寛容なEDHとは
EDHって同卓者に1人でも寛容でない人間がいると,とたんに面白くなくなってしまいますよね。
強力なカードや,カードの値段などに文句を言ってきたり,4人に1人しか勝てないゲームで自分が勝てないからといって対戦相手に文句を言ってきたり……このように寛容でない思想をお持ちの方は,ハッキリと申し上げるとEDHのような対人ゲーム自体が向いていないと思います。
そういった方は他の個人用のゲームで遊ばれたほうが,関わる全員が幸せになれると思います。
寛容なEDHとは,同卓者全員が楽しく遊べるように心がけ,お互いを尊重した先に成り立つゲームになります。
みんな仲良く,ゲームのルールに則って遊びましょうね。
厳しくないEDHとは
厳しくない,と一言でいうと簡単ですが,深堀すると存外難しい言葉です。
ここでも前述のように寛容な精神を持つこと,とでもしてしまいましょう(投げやり)。
対人ゲームというものは,一緒に遊んでくれる仲間や友達,店舗やイベントで出会った方がいないと成り立ちません。
こういった一緒に遊んでくれる人には様々な方がいらっしゃいます。MTGの初心者であったり,高額カードを持っていなかったり,逆にいろいろやり繰りをして高額カードを持っていたりします。
他人はあなたではありません。あなたに色々な事情があるとは思いますが,それはあなたの問題であり,他人に強要するものではありません。
他人に優しくすることを心がけましょう。
形式張らないEDHとは
EDHというものが,そもそもMTGの多様な遊び方のうちの特殊ルールを使うものになっています。ただでさえ特殊なルールなので,余計で独善的な追加ルールを設けることは,かえって形式ばったものになってしまいます。
そんな決まり事って,本当に必要でしょうか。
また,事あるごとに公式のレベル表に照らし合わそうとすることも避けた方がいいでしょう。あの表は公式が勝手に言ってるだけです。
最近は構築済みも強くなってきたことがあり,レベル3-6の状況に乖離が見られます。たぶん公式はこんな非公式のゲームについてこれ以上お金にならないことはしないと思うので,レベル表の更新もないでしょう。
時代に合わせて柔軟に判断できる,こういうのが形式張らないってことじゃないんですかね。
ここまでの内容をまとめると,「カジュアル」EDHって「他人に寛容に」「余計なルールを増やさない」EDHということです。
あの,こういうのって道徳の時間で勉強しないんですかね。わざわざこんなキモ中年オタクに言われないでも分かっていて欲しいことなんですけど……
気軽に遊ぶための決め事
なんだかお説教みたいになってきましたが,一応建設的な意見として,気軽に遊ぶためにカードパワーを落とすためのアイディアをいくつか置いておきます。仲が良い人達と遊ぶときに使ってみてください。
①構築フォーマットの禁止・制限カードの使用を控える。
こちらは,EDHの禁止推奨リストに加えて,通常構築フォーマットの禁止・制限カードを使用しないということです。
各種フォーマットでカードパワーを認められ,使用できなくなってしまったカードたちは,公式が認めたパワーカードなので,ここの使用を控えることで不公平感を緩和してみても良いのではないでしょうか。
スタンダード,パイオニア,モダン,レガシー,ヴィンテージあたりの禁止・制限カードには準拠みても良いと思います。パウパーに関しては好きにしてください。
こちらはあくまで適当な提案で,私はテストプレイしていません。
だって通常のEDHの禁止推奨リストだけで間に合ってるもん……
②構築済みデッキで遊んでみる。
リミテッドと同様の考え方なのですが,各自同じエキスパンションで作られた構築済みデッキを持ち寄って遊んでみてはいかがでしょうか。
カードが同一なので,不公平感は少ないと思います。
え?太陽の指輪が強すぎるって?知るか将棋でもしてろ。
ちなみに私は自分で組んだデッキで遊ぶのが好きなので,完全初心者の方とやる以外では辞退させていただきます。
カードゲームの醍醐味って,苦労して集めたカードで遊ぶところでしょ?
③気心しれた友達と遊ぶ。
気心しれた友達と遊ぶと,どんなゲームでも面白いです。気心しれた友達がいない場合は,ちょっと私のほうでどうにかすることができないので,ご自身の努力でなんとかしてください。
店舗のイベントで紳士的に遊んだり,寛容な精神で人を集めてみたらなんとかなるんじゃないですか?しらんけど。
おわりに
途中で書くのがめんどくさくなってきたので,そろそろ筆を置こうと思います。
まとめると,カジュアルEDHって余計な取り決めをせず,気軽に,他者に優しく寛容に遊んでたら自然と実現できませんか?という,人として当たり前の内容になってしまいました。
対人能力に難があると,ゲームも満足に,楽しく遊べなくて困るよな。
人間力とか磨いていくと,たぶん皆幸せになれるから頑張ろうぜ!
人間力の磨き方とかの話をしていくと,オンラインサロンめいて気持ち悪いから割愛な!自分で調べて,適宜挑戦してくれよな!!
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