現代美術館で見つけたのは、自分の感性だった。
現在、私の乗っている豪華客船が航海しているのは、西ヨーロッパの大西洋側。
大西洋からガロンヌ川を遡り、たどり着いた街は、フランスのボルドー。
ワインの名産地で有名な街。
観光地としても人気なこの街で私が最初に向かったのは、CapcMusee d`art contemporain de Bordeaux、ボルドーの現代美術館。
私は、アートをかじっているわけではなし、アートの歴史もあまりよく分かっていない。
ただ、アートに対する憧れはずっと持っていて、何かを得られるんじゃないかと期待し、海外の観光地に行く時は、美術館に行くようにしてる。
名画は、よく分からない。
そして、あまりピンと来ない。
そんな感想もあり、現代美術館に足を運ぶようになったのは、6年ほど前。
はじめは、ロサンゼルスの現代美術館だった。
その次に行ったのが、南アフリカのケープタウンの現代美術館。
そこでの衝撃は結構すごくて、意味不明な作品の数々に心を奪われたのを覚えている。文化の違いがここまで作品の違いに影響するのかと心が震えた。
そして今回、船の停泊地の目の前だったこともあり、ボルドーの現代美術館に行って来た。
美術館にあったいろいろな作品に対する正直な感想を言うのであれば、
「作者が何を考えているのかほとんど分からない。どこから着想を得て、どういう発想をしたらこんなものが出来上がるんだ。99%の作品の意図を汲めなかった。現代アートの見方が分からん。」というところ。
でも、この感想は、否定的な感想じゃなくって、かなりポジティブな感想。
意味がわからないものがあるというは、まだまだ自分の感性を磨く余地があるということ。
そして、理解できないもを見て自分が何を感じるのかを第三者の視点で見ることで、自分の感性に気づけるということ。
意味が分からなくても心が惹かれる作品があった。
そして、自分はこれが好きなんだなと改めて気づけたものもあった。
心惹かれた展示作品たち↓↓↓
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