妊娠4ヶ月目の記録
無事、4ヶ月めを乗り切りました。
めちゃくちゃ悲しい事とか、めちゃくちゃ危ない事とかも起きず、
体調は万全では無かったけど、無事乗り切ました。
今日はその4ヶ月めの記録。
今回は全部無料で読めます。
・つわりがピークになった。(今思うとあれがピークだった)
昨日食べられたものが、今日食べられない、という事が続いた。
昨日は大丈夫だったから今日も大丈夫だと思って口にしたのに、今日はNGって事が続いた。
一度NGになると、二回目は怖くて食べられなくなり、安易にストック買いが出来なくなった。(食べられなくなって一番悲しくなったのは、カレー。次に納豆。)
食べる事が怖くなり、一日一食食べられれば良い方になった。
食べられないものを食べてしまった後は、十中八九嘔吐に繋がるので、身体的にも精神的にもかなりつらかった。惨めだな、と毎日思う様になった。
4ヶ月めの1ヶ月を通して食べられたものはこちら
・冷たい麺類
・トマト(トマト味もOK)
・パイナップル(でもアレルギー発症するので多くは食べられない)
・グレープフルーツ
・冷たいごはん
・大根おろし
・大葉
・みょうが
・じゃがいも
・空腹と満腹の区別がつかなくなった
空腹の時の身体の感覚を忘れてしまい、胃腸に違和感を感じる=空腹かもしれない、と判断する様になった。
結果、半分正解で、半分は胃もたれだった事を、食べ終わって気がつく日々だった。(ちゃんと把握できる様になったのは、正しい空腹の感覚が戻ってきた5ヶ月め終わり頃だった。)
胃もたれの時に「空腹きた!」と思って食べると、必ず嘔吐するので、もはやギャンブルみたいだった。
食べている時は「食べたい!」「食べられる!」「お腹まだ空いている!」って思うのに、食べ終わって1時間もしないうちにキャパオーバーのSOSサインが身体から出てきて、嘔吐に繋がった。胃の調子と脳の反応がリアルタイムでつながっていないのが如実だった。
自分の身体なのに、全くわからなくて、毎日が手探りで、とても不便だった。
・友達とご飯食べている時は調子が良い
一方で、家での食事、夫との食事以外の時は、大抵調子が良かった。
毎回おびえながら友人と食事するのに、胃もたれ起こす事も、吐き気に襲われる事もなく乗り越えた。
精神的から来る嘔吐なのかもしれない、と思う様になってきた。
また、家や夫と一緒だと、やはり少しリラックスしている、というか、気を許しているのだと思う。
「今なら吐ける」「これは吐いておいた方が楽だ」と思ったら、いつでも吐ける様になったので、逆流性食道炎になりかけているのでは?と思った。
様子見しようと思う。
・頑張った次の日は屍になった
友人や夫以外の人と行動した日、通勤した日、一日中動き回った日、すごく集中する時間があった日、の翌日は、決まって動けなくなった。
2日連続、濃密なスケジュールを入れる事が出来なくなった。
体力低下もあるし、そもそも食事をとれていないから、エネルギー不足感もある。つわりが終わったら、体力回復に努めないと、出産に耐えられない気がする。
夫には申し訳ないな、と思ったけど、家事等は殆ど任せてしまった。
キッチンには相変わらず立てない(油の匂いがダメらしい)ので、体力があって、体調が安定している時のみ料理する事ができたが、1~2品つくるので精一杯だった(いつもは最低でも4~5品ぐらい作る)
夫に頼る日は減ったけど、まだまだ頼ってばっかりだった。圧倒的感謝。
・おしりにデキモノ(多分アテローム)が出来た
これが地味に一番きつかった。
妊娠関係なしなのか、免疫落ちているからなのか、よくわからない。
元々出来やすい体質ではあったけど、初めておしりに出来て、何をしても激痛で辛かった。(いつもは脚の付け根に出来る。これも痛い。)
正確な名前を聞かなかったけど、多分アテローム。
直径10センチぐらいで、本当は切開して切除するところを、妊婦だから麻酔や抗生剤をあまり使いたくない、という理由で塗り薬で乗り切った。
ある日寝て起きたら、大量の膿とその中に少し血が混じって布団に染みついていて、これでもメンタル削られた。(多分寝ている間に破裂した。)
寝返りする度に激痛に襲われたので、安定して睡眠をとる事が出来なかった。
・子宮筋腫が二倍になった
元々子宮筋腫持ちだったので、ある事は知っていたけど、妊娠2ヶ月め終わり頃~妊娠4ヶ月め終わりの約2ヶ月ぐらいの間で、大きさが2倍になった。
外から触って、どこにあるのかがわかるぐらい大きい。
最初、赤ちゃんの身体の一部かと思ったぐらい、硬い。
まだ痛みは無いけど、妊娠が進むにつれ、子宮に押されて神経を圧迫する事がある、と聞いて、今からビビっている。
検診の度に数ミリずつ大きくなっていってるけど、これは果たしていつか止まるのだろうか。
私がビビッている一方で、産科の先生は想定内だったらしく、けろっと「大丈夫だよ~」と言っていた。
当初、「自然分娩できるかは筋腫次第。大きくならなければいけるかも。」と言われていて「まさか」と思っていたけど、本当にその可能性が出てきたので、出産がますます怖くなってきた。
「死ぬかもしれない」という気持ちが出てくる度に、手のひらの生命線をなぞっている。(それくらい帝王切開=腹を切る、というのが怖い)
・検診で生きているのは実感するけど、全く動いてくれない我が子
胎動の話ではなくて、検診での様子の話。
エコーが経腟法から経腹法になったので、我が子の顔とかが今までよりはっきりわかる様になったのだけど、検診の時全く動かないので、「生きている」という実感がまるでない。多分寝ているのだろうけど、「大丈夫か?」と思ってしまう。心拍が正常で、産科の先生から「問題ないですね~」と言われて、とりあえずホッとしている日々。
早く胎動感じたい、と思う気持ちがわかった気がする。
・身体が変わってきたのがわかる
全体的にふっくらしてきた気がする。
体重は変わっていないので、これは太った、というよりもむくんでいる状態に近いな、と思っている。
排泄があまりうまくいっていないので良くないが、そもそもあまり安定して飲食できていないので、出せるものが無い気もする。
お腹も出てきたが、胸が大きくなったのが深刻。着られる(着続けられる)下着が無くなってきた。早々に大きいサイズの下着を入手しなくてはならないのだけど、「もっと週数が進んで大きくなったら無駄な出費になるかも」と思うと、財布の紐が固い。(妊娠前から2カップぐらいは大きくなるのが普通らしい)
みぞおちに胃が来ている気がするので、胸の下で切り返す様な服が着られなくなった。押すと胃酸があがってくる感じがする。
ユニクロのウルトラストレッチレギンスパンツが、妊娠前から何本も愛用しているのだが、ここに来てもっとその価値が出てきた気がして、重宝している。(安い、楽、汚れても破れても買い直しがすぐできる、カラーバリエーションが豊富なので愛用していたのだが、ここに来て腰パンがし易い事がメリットになっている)
トップスは、メンズものでダボっとしたものを着る様にして、胸とお腹の大きさをカバーできるものにしている。愛用していたTシャツ類は、着ると生地が伸びて産後に着られなさそうなので、着られなくなった。ブラウスも胸が苦しくて着られなくなった。
スーツ勤務でなくて良かった、と心底思う一方で、小柄だったら女性服でサイズ大きいもので対応できたのかも、と思うと、自分の元々の骨格を呪った。
体型の話ではないが、横になるのが怖くなり、眠りにつく瞬間が一番慎重になった。というのも、横になると胃酸が逆流してきて、寝る直前に嘔吐する事が増えたから。横になって毎回「気持ち悪い。吐く?どうする?」と自問自答して、そのまま落ち着いたらラッキー、NGだったらトイレにダッシュするようになった。何度か間に合わず、ゴミ箱に吐いてしまったし、洗面所やお風呂場で吐いてしまったこともあるので、もっとコントロールできるようにならなくちゃと思った。
ゴミ箱に吐いてしまった時、夫が、文句言わず「大丈夫?」と背中さすってくれて、当然の様に吐瀉物の処理にゴミ箱の掃除をしてくれた。圧倒的感謝。
こんな感じで妊娠4ヶ月が終了。
次からはやっと安定期。
つわりも終わると聞いていたので、それが本当に楽しみ。
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