妊娠5ヶ月めの記録


今回は全部無料で読めます
タイムラグをあえて作っているのでリアルタイムの話ではありません。


やっと安定期に突入した。
長かった、様な、短かった、様な。
とりあえず、妊娠期の最大難関(と経産婦さんが口揃えて皆言ってきた)期間を乗り越えたので、これから私のキラキラマタニティライフが始まると信じたい。


・つわりからの解放!(多分、終わった)

これが一番嬉しかった事。
あるドラマで、朝起きたら「なんかつわり終わったかも!?」みたいな感覚に陥って、朝から食べられなかったご飯をたらふく食べる、みたいなシーンがあって、私もそんな感覚が訪れる事を願っていたのだけど、それは来ませんでした。所詮ドラマでした。
5ヶ月め終わりの段階でも「終わったよね…?」というぐらいの認識しかできていない。
何かつわりの時にだけ身体に出てくる痣とかあって、それが消えたらつわりからの解放です!何食べても大丈夫だよ!って分かり易ければ良いのだけど、そんなSFみたいな事も起きることなく、自分の「あれ、今これ食べたいかも」という感覚を頼りに、つわり期に食べられなくなっていたものを、しらみつぶし的に再チャレンジしていく日々です。
とりあえず今、再度食べられる様になったかも?というのは、カレーと中華料理のみ。油と匂いが強いものが食べられる様になったみたい。これで焼肉も食べられる様になったら、最高。


・つわりは終わったけど、胃腸の調子は元に戻らない

確かに、匂いも大丈夫になったし、食べられる様にもなった。
がしかし、胃腸の調子まで元に戻るとは限らないんだな、と学んだ。
妊娠前の勢いと咀嚼回数で食事をしていると、十中八九胃もたれからの嘔吐を引き起こす様になった。過食症になった気分。
この1ヶ月振り返ると、胃腸の調子が良かった日なんてなかったのでは?と思えるぐらい、ずっと胃もたれしていた。
消化機能の低下をこんなにも感じることが無かったので、とりあえず消化酵素がたくさん含まれている大根おろしを毎日食べていた。
それでも「あれ?昨日よりはちょっとマシかも」と思える時間があるぐらいだったけど、食べないより食べた方がマシだった。

あと、この胃腸機能の低下のため、1日1.5食、もしくは2食食べられれば良いほうだった。
そういえば「3食を5食ぐらいに分けて食べる様にしましょう」って言われたし、あらゆる妊婦向けサイトに書かれているけど、仕事している身としてはそんなの結構不可能に近いし、そもそも1日中胃腸を稼働させていなくてはならなくなるので、私には合わなかった。
行ったのは、朝と夜が0.3食ずつぐらい。昼に0.8食~1食ぐらいの分量を摂取すること。具体的にはこんな感じ。

朝:一口おにぎり×2
  お茶
昼:ご飯 0.8膳
  お味噌汁 1杯
   大根おろし
夜:おかずのみ(定食のおかずレベルの量を3口ぐらい)
  大根おろし

これを結構時間かけて、咀嚼数を増やして食べる感じ。
栄養素はお味噌汁と夜のおかずにつぎ込む形で、食べられるものを食べられるタイミングでゆっくり食べる。という感じ。
これを調子に乗って間食とかした日には、寝る前にトイレ直行ケースだった。


・体重キープが出来なくなってきた

つわりの時に比べたら、嘔吐する回数は減ったので身体に蓄積される食べ物の量は確かに増えたけど、食べる量はがくんと落ちていたのに、
それにも関わらず、体重が日に日に増えた。
体重計が壊れたと思ったけど、そんな事無かった。
さすがにやばいし、身体重いのがわかる。
あと鏡を見る度に萎える。
日頃から筋トレして、日々の通常生活上での脂肪燃焼量を増やしておけば良かったな~と、ここに来て明確に後悔するようになった。
体重が無さ過ぎると、どうやら低体重出生児になりやすいみたいなのだけど、体重がありすぎても難産になる確率があがるので、本当にハードゲームをやっているみたい。
羊水量や血液量も増えるので、仕方ない部分はあるのだけど、嫌なものは嫌だ。


・むくみが酷いのが無視できないレベルに

体重増えたけど、これはむくみだ!と思うところもある。
というのも、妊娠前は正直「あ、今むくんでいるな」と気が付く事が無かったのだけど、最近は明確にわかる。そして、ひどい。
一番最初に気が付いたのは、足の甲の形が変わった事。
「あれ、こんな骨とか筋が埋もれる足だったっけ?」と思った。
単純に太ったからか、と思ったけど、ふくらはぎとか触るといつもよりめちゃくちゃ硬くて、これはもしかして・・・と思って、決定的だったのが、1日靴下履いた後の靴下跡が、翌日まで残っていたこと。あれは驚いた。そして気持ち悪い。
主に足のむくみが酷いのだけど、短時間(5分とか)ぐらいテーブルの脚とかに押し付けていたら、(座っているとあたってしまう、というだけで痛いわけではない)面白いぐらいに自分の足の形が変形している事もあった。
むくみ対策、今までやってきた事なかったからこれはまずい。


・嗅覚が元に戻りつつある

つわりが終わったからだろうけど、だいぶ良くなってきた。
と言っても、まだ油ものの匂いと特定の化学物質(洗剤とか)の匂いがダメだけど、それでも良くなった。キッチンに立てる様になったのがすごく大きい。
料理が好きなわけではないけど、あまりにも夫に家事を任せきりだったので、やはり少しでも役に立てる様に復活したい。
食器用洗剤が最難関なのだけど、洗剤メーカーを変えればどうにかなりそうで、そしてそれがもうすぐ終わって新しいものに変えるタイミングが来そうなので、そこに期待。

ちなみに私は「Magica」に匂いがダメだった。「キュキュット」ならいけそう。


・1回目のスクリーニング検査をやった

ここは私が通っている産院ではないけど、参考までに。
私が通っている産院では、前期と後期で妊娠期間中に2回行う。
今回は、前期の検査が終わったという話。
いつもの妊婦健診よりじっくりと検査して、胎児に異常がないかを確認してもらうのだけど、とりあえず子供に特別な異常はないみたい。安心。
染色体異常とかはこの検査ではわからないので、やるならまた別途お金を払ってお願いするのだけど、私たち夫婦はどんな子供でも産む・育てるという結論が変わる事は無いので、検査は受けない事にした。
あと、この検査である程度の性別がわかるらしいのだけど、聞きそびれて、結局性別を知らないままずっと来ている。
このまま産むまで聞かないかもしれない。


・ここに来て職場の同僚にやっと妊娠報告した。

直属の上司にだけは、もう少し前に報告していたのだけど、同僚全体にはこのタイミングで言った。
安定期に入って、流産する確率がぐんと低くなったから、というのがある。
よく漫画とかで「今妊娠3ヶ月なの~」とか言って報告しているの見たな~と思ったのだけど、当事者になった今、3ヶ月での報告は早い。かなり。
まだまだ初期で、流産リスク大で、つわりで気分もブルーだし、やっとあれらはファンタジーだと理解した気がした。
だから、芸能人とかで5ヶ月より前で妊娠報告している人は、めちゃくちゃ早いので何か事情があるんだな、と思うようになった。
あと、妊娠●週目という表現方法で、10週目以内の週数だと、まだ母子手帳すらもらえないので、「妊娠確定(仮)」レベル、という事も学んだ。

同僚の報告はめちゃくちゃ怖かった。
遅くとも、産休に入ったら仕事に迷惑をかける事が確定したのと、同じ部署には女性しかいないけど、大多数が子持ちではないので、「あ~仕事増える。嫌だ。」って思うよな、と思った。
実際、私も昔は思っていたし。めでたいけど、それとこれとは別、みたいな。
コロナ禍なので全員の顔を見ることない報告だったけど、とりあえず乗り切った。仕方ないので、産休に入るまでは人一倍働きます、と思いながら働いている。

そしてそこで嫌な事が1つ起きた。
同じ部署だけど、勤務地がバラバラなので、地方で働く同僚の人もいて(仮にAさんとする)、Aさんにも漏れなく報告したのだけど、
それを、私は面識もない、普段仕事で関わりもない、Aさんと一緒に地方で働く人全員に話したらしく、そしてそれを「報告しておきました~」って私+部署内で報告してきて、それはそれはとても嫌な気分になった。
口止めをわざわざしたわけでも無いけど、報告をお願いしたわけでもなかったので、人のプライベートな話を、同僚で仕事で迷惑をかける事がわかっているから報告しただけにも関わらず、勝手に話のネタにされるのも、それを良かれと思っている事も無神経すぎて嫌な気分になった。
名前を伏せて話したならまだしも、もし私が本当は直接報告したかったとか思っていたらどうするんだろう、って思った。

どんな状況でも、勝手に人のプライベートな話を第三者に話すのは良くない。本当に。(そして私も気を付けよう、と心に誓った。過去にやらかした経験も思い出したので、あの時の自分ぶん殴りたい気分になった。)


こんな感じで終わった5ヶ月め。
来月はもっと体調が安定する事を願っているけど、どうなるかな。
そして、妊娠期間も折り返し。早い。

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プライベートな話満載なので有料制にしました。記事のタイトルでその記事のテーマがわかるようにしています。婚活中の時の話、結婚に関しての話、夫…

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