地域のニーズって
ぼくの仕事している地域で、高齢者が自宅で受けたいサービスは?ってアンケートしたら、病院の送迎や買い物支援など出てきたわけですよ。その中にごみ出し支援ってのがあって、自分で分別はするけど、集積所まで持っていくのが大変っていうことなのです。
そんな人たちが今までどうしてるかって、介護保険のヘルパーを時間調整して無理やりやったり、有償ボランティア(1時間500円)で割高に使ったり、袋を引きずりながらなんとかやっていたり、台車やシルバーカーを押しながら行ったり。。。などなど。
巷では田舎でもコミュニティ崩壊なんて言われているけれど、ご近所付き合いがしっかりしていた時期は助け合いの精神もしっかりしていたわけで、自分でできなければ近所がやってくれていた、ってことも多かったと思います。
自治体によっては、収集車が玄関まで来てくれるサービスをやっているところもあるけれど、なんでもかんでもサービスに頼ってしまうと近所付き合いもなくなってしまうんだろーなと思ってしまいます。
地域のニーズをサービスだけで解決しようとしないで、そもそものポテンシャルを引き出せるような導きを専門職がしていかなければならないのかなと。いや専門職じゃなくてもその地域に住んでいる人たちでいいんだろうな。