なぜみとん今治は「今治愛に欠ける」と指摘されるのか その15 macchiの魅力
サブタイトルは【macchiの魅力、ポテンシャルを広めたい】だ。
今年の10連休を利用して数か月ぶりにMacchiを利用した。
今回を含むこれまでの来店を通して感じたことを3つの段落に分けて書いていきたい。
1 caféメニューの質の高さ
私は今回ショコラムースを頂いたのだが、前回のカレーといい、フードメニューのクオリティの高さには驚かされる。
今度はスムージーも頼んでみたいところだ。
食後、いいタイミングでお冷を運んできてくれる、店員さんの何気ない優しさもありがたいことである。
2 訪日・在日外国人にとっての憩いの場
macchiがただのカフェとして以上のポテンシャルを秘めている部分として、「外国人」にとって居心地の良い環境であるということだ。
まず、環境面として「FREE WI-FI」が通っている。
これは都心部だと当たり前のお店が多いかもしれないが、今治でこのアドバンテージがあることは訪日外国人にとっては非常にありがたい環境である。
旅の途中でPCを開いて、メールをチェックしたり、旅のリスケジュールをするために検索サイトを開いたり、と様々な利用があり得るだろう。
そもそも「macchi」という表記が、漢字の店名のお店よりも来店への心理的ハードルを少し下げるだろうし、booking.comに登録していることも外国人からすれば利用しようと思いやすい要因だろう。
(booking.comでは疑惑の採点があったり、辛口コメントがあってmacchiの評判は芳しくないが)
実際に私が来店した際も、多くの場合、外国人が滞在しており、また、今回のGWの来店時も外国人の方がいらっしゃった。
彼らの話はとてもユニークであり、自分の価値観や考えが揺さぶられるものもあり、彼らの会話をBGMにマイペースにゆっくり過ごすのもよし、または飛び入りで会話に合流するのもよし、楽しい過ごし方が選べるのだ。
場合によってはFACEBOOKなどを登録しあって、今後の繋がりに発展しているケースもよくある。
3 交流空間としてのmacchi
さらにmacchiの場合、来店する日本人利用者もただただカフェとして利用するだけでなく、他の利用者との交流を期しているところもあり、どんどん交流が深まっていく素晴らしい空間なのだ。
実際に私も今回、1人でリラックスするために来店したものの、他のカフェ利用者との会話で大いに盛り上がり、連絡先を交換して後日、交流する場を設けることになった。
本当に幸せを感じる時間をmacchiで過ごすことができた。
(余談であるが、macchiは席と席の距離感や、部屋全体の空間としての広がり(広さ)も交流を産むのにちょうど良くなっているのだろう。それが運営者・設計者の狙い通りだとしたらよくできている。)
惜しむらくは運営の発信だ。
70seedsの岡山氏ではないが、macchiのこういった「ストーリー」を発信することが新規客を産み、リピーターを産むと思うのだが、荒木氏はこういった「ストーリー」を編集して発信するのが一般の人と比べて大の苦手としている。
誰か良い右腕となる存在がいればいいのだが、依然としてその存在は見つけられていないようである。
また、インターネットラジオVoicyで「意識高い人々」の声に耳を傾けるのもいいが、優先順位的には「ラジオ基礎英会話」をコツコツと毎日10分でもいいから聞くことで、現在の荒木君の英語に対する苦手意識は少しでもなくなり、外国人利用者ともっと積極的に交流できるだろうになぁと思う所である。
今回、私がこの記事を綴っているのは、macchiのポテンシャルを今治市民に少しでも分かって欲しいという意味合いからである。
以前の記事で書いたが、店員さんのたたずまいや笑顔もいつも素晴らしい。
(ただ、勤務中に堂々と携帯ぽちぽちが多いなぁという印象は最近増えてきたが・・・)
フードメニューの充実、施設の充実、通信環境の充実、素敵な店員さん、いずれもmacchiの強みである。
以前の記事で、macchiに設置しているハンドメイドの商品に「ストーリー」を感じることができない、
というか手に取る人に「ストーリー」を感じさせるような工夫を運営者がしていないことが残念である、という内容を書いた。
macchiそのものについても同様だ。
macchiの中身は素晴らしいストーリーで溢れている。
しかし現在は、オーナーの不用意なWEB,SNS上の発言が原因でmacchiの素敵な中身を覆い隠すようにその表面が汚れてしまっているというのが現状という声も根強い。
macchiの本来持っている魅力が汚れなく市民に届けば、本当に素晴らしい空間になりえるカフェである。これからも応援したい。女性店員さんの想いを。