三戦カグヤVS相剣、この動きあってたの?【MD2022年6月】
こんにちは。はのちです。
今日からランクリセットですね。
魔法罠型のカグヤで朝なんとなく1戦ランクマ潜ってみて、この手札盤面で色んな択があった中、今回選んだ動きが合ってたのかモヤモヤする部分があったのでツールで確率を計算しつつ考察書いてみます。
取った手順の概要
後々わかるのですが、相手の伏せカードは抹殺と相剣暗転で、手札はうららです。
ラビヌメルートは無くはないので目指したり目指さなかったりしましたが、相剣にも泡やヴェーラーが入っているのでケアしきれませんでした。
とても中途半端なプレイングをしてしまったと思います。
私がとったのは次の手順です。
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1. 後攻0ターン目エンドフェイズ叢雲見送り(ビッグフットのSS確率向上のため)
2. 壊獣ドロー
3. 壊獣でバロネスリリース
4. 叢雲と白エクを特殊召喚
5. 白エクリリース→相手うららで阻止
6. 三戦でセキショウ回収
7. 手札最後の1枚ビッグフットで壊獣破壊
8. ディンギルスでバック(抹殺)除去→セブンシンズ→アーゼウス
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以下、簡単に補足して書き直します。
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1. 後攻0ターン目エンドフェイズ叢雲見送り(ビッグフットのSS確率向上のため)
手札に三戦を握っているため、バロネスの無効効果を叢雲やビッグフットに使わせたかったため。
2. 壊獣ドロー
7枚入っているので2/3くらいで後攻1ターン目に引けます。
3. 壊獣でバロネスリリース
三戦握ってるとはいえ、セキショウよりバロネスを優先して除去します。
セキショウも無効を持っていますが、バロネスの破壊付きの方がこちらにとってディスアドになるため先にリリースしました。エクシーズできれば多分セキショウが効果使ってくるかと思いました。
4. 叢雲と白エクを特殊召喚
5. 白エクリリース→相手うららで阻止
妖眼が出ればエクシーズへいけると思いました。どこかで無効化されるので三戦でドローする構えです。しかしうららで三戦の使用条件を満たせましたので、話が変わってきました。
6. 三戦でセキショウ回収
7. 手札最後の1枚ビッグフットで壊獣破壊
三戦で2枚ドローしてアーゼウスに向かう安牌もありますが、伏せが泡じゃなければラビヌメもあることに気づきました。
ビッグフットを最初に使わなかったのは、余った誘発とかなくて、捨てたくないカードが多かったからです。この手札だと三戦も腐らないと思っていました。
8. ディンギルスでバック(抹殺)除去→セブンシンズ→アーゼウス
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勝負の分かれ目
分かれ目は、4,5あたりの三戦の使用条件を満たしたところになると思います。
自分の感覚がまとまっていなくて変な話になりますが、雪花型のように三戦を持っていないような場合、[4. 叢雲と白エクを特殊召喚]のところは、妖眼でエクシーズできる前提の動きになっていてプレミだと思います。壊獣リリースしてビッグフットで75%の特殊召喚+ワンドローを狙うのが普段の正解のように思います。25%を引いた場合は、セキショウを破壊することになると思いますが、白エクで妖眼をリクルートできないと壊獣が処理できません。
白エクを妨害される手段としては、抹殺、墓穴、うららがありますが(結構多い)、今回は伏せてある抹殺ではなくうららで止められました。抹殺の方が見れる範囲が狭く使えるときに使うべきだったと思いますので、相手のミスと言えるでしょうか。三戦が環境にまだ少ないので通ったともいえます。
抹殺で止められていた場合はフィールドの叢雲だけではどうしようもないので未開域50%を通さないといけなくなります。
伏せ候補の抹殺、墓穴、泡、相剣暗転7枚(相手デッキ参照)のうち、白エクは抹殺か墓穴で止まるので、2枚伏せられてたうち抹殺墓穴の4枚が含まれる確率は85%だそうです。15%しか通らないです。
また[6. 三戦でセキショウ回収]ですが、三戦でセキショウを回収しない場合、2ドローすることになりますが、そこでドゴランガダーラアルファモスキートの10枚のうち1枚を引けるかどうかで8エクシーズへ向かえるかが決まります。私の感覚だと少ないです。(叢雲は使用済み、手札3枚での未開域はリスキーなため除外、サージュはコストにできるNS可能なモンスターを引けば出せるがややこしいので除外)
手順4で叢雲のコストになり除外されたのは、カグヤ、ドゴラン、アルファ2枚、増G、モスキート、サンダーザキング、拮抗勝負でした。
そのため実際はデッキ31枚中6枚が8エクシーズに行ける札になります。確率を計算すると35%で引けるらしいです。あまり高くない気がします。
さっき除外した未界域を含めると31枚中10枚になり、54%みたいです。そこから1/3ないし2/3の確率の未開域効果を使用することになるので、確率高くなくて頼りないと思います。ビッグフットの破壊は2回使えませんし、除去できるのは壊獣かセキショウのどちらか1枚だけです。
ちなみにこういう盤面です。
ドローとビッグフットの運ゲーに体感勝てない気がしたので、私が取った選択肢は、三戦でセキショウを心変わりさせて、エクシーズ素材にするルートです。
脳裏によぎるのはラビヌメです。ビッグフットはそのまま捨ててサンダーザキングを破壊して、そのままラビヌメワンキルにいけます。伏せが泡じゃなければ。
結果的に意味ありませんでしたが、私が取ったのはビッグフットでサンダーザキングを割る択でした。
ビッグフットを捨てる意味が無いとは次の理由です。
・ビッグフットが通る→伏せが泡の可能性が高くラビヌメに行けない。
・ビッグフットが墓穴により通らない→サンダーザキングが残るのでラビヌメに行けない
・伏せが墓穴抹殺泡のいずれの場合においても、ディンギルスセブンシンズアーゼウスなら踏んでも影響が無い
いずれにせよビッグフットで伏せを調べたところでアーゼウスにした方が良い状況なので、わざわざ捨てる意味がなかったです。
一応確率を計算しておくと、相手デッキの伏せ候補7枚中2枚の泡を引く確率は52%(成功率48%)です。ビッグフットが通った場合、伏せは墓穴以外になるので、泡を引く確率は5枚中2枚の1枚以上になり70%(成功率30%)になります。うららを打たれた場面で抹殺を必ず優先する相手で、抹殺が伏せてなかったためうららを使用したと推測するならば、泡を引く確率は3枚中2枚の1枚以上になり100%(成功率0%)になります。今回はビッグフットが通ったので、結構怪しい気持ちになり、完全にアーゼウスに切り替えました。ここまでしなくても元々成功率48%だったので、最初からアーゼウス狙いでいけばよかったと思います。まあ踏める時に踏んどいても良い気はしますが。
ここからはサンダーザキングをビッグフットで破壊して、アーゼウスで相手の妨害をしつつ、勝てたわけです。
相手は相剣暗転を早めに使って、うららじゃなく抹殺を使えばだいぶ負け濃厚でしたかね。
まとめ
まとめると、
・壊獣→未開域してから叢雲は75%くらいでエクシーズに行ける。未開域が失敗した場合は2枚伏せられていると白エクが通りにくい(次と同じで15%)。
・壊獣→叢雲白エクの手順で2枚伏せられている場合、15%しか妖眼が成立せずエクシーズに行けない。
・壊獣→叢雲白エクの手順で白エクを無効にされた場合、三戦が腐り50%の未開域を通せばエクシーズに行ける。
・壊獣→叢雲白エクでうららを使われた場合、2ドローすると30%くらいで8エクシーズに行ける。(見積もりとして余事象とかは無視!)
・壊獣→叢雲白エクでうららを使われた場合、セキショウを回収すればドローや未開域のランダム要素が絡まない。泡の確率は50%(70%ないし100%)で、この確率でラビヌメが失敗する。(ここまでうまくいけば)アーゼウスには間違いなく行ける。
やっぱり一番うまくいきそうなのは、未海域を序盤に使うことですね。
確率が絡まないルートに持っていけましたが、後々考えてみると相手のプレミに近い行動が原因に思います。三戦を知らないからこそのうららでしたね。あと相剣環境で抹殺も流行っているので、思ったより白エクを通しにくいのを知れました。
プレミしながら何故かうまくいったのか、ちゃんと高確率でうまくいくルートだったのかモヤモヤしてました。しかし考察してみると相手が変なことした場合にうまくいくルートを選んでいたようです。この辺りを明らかにするために記事にまとめようとしたので、書いているうちに分かってよかったです。三戦があるからこそ強気なルートを取りましたが、白エクでは基本引っかからないと思った方がですね。エクシーズを優先した方がいいです。
結論、このデッキで三戦頼りの動きは良くなかったです。一番最初に乗せたのはよくある盤面で、なんやかんやバロネスを踏めば簡単に三戦使えるかと思いましたが、壊獣でリリースしたらすぐ腐ってしまいます。デスフェニやバロネスなど効果を踏みやすいモンスターは多い環境ですが、壊獣を採用して効果を踏まずに処理するコンセプトと合わないカードかと思います。
決して三戦が弱いわけではないので、今後も魔法罠型は色々模索していきたいとは思います。
デッキ
対戦相手のデッキと私のデッキも載せておきます。
以上です。
こんなニッチな記事をここまで読んで頂いた方にはおススメ微妙ですが、最後に最近伸びた動画を貼って終わります。
また5月は1日でダイヤ5からダイヤ1達成したのでリプレイが全部残っており、近いうちに動画出したいと思っています。よろしければそちらもご覧いただければ嬉しいです。