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「愉気」ということー知識よりも本能の勘ー23
だから健康に生きていくことぐらいは、なにも知識の要ることではない。本能の勘をもっと敏感にし、自然に備わっている感覚鋭敏のすれば出来ることなのです。
食べたくないのに「十二時だから食べます」「隣の人が食べているから食べます」と言って食べる。食べないと損だと思って、お腹が空いてないのに食べる。癪に触ったから食べる。嬉しいから食べる。いろいろな理屈をつけて食べる。
働くことでも、働きたいけれども給料が安いから働かないとか、自分だけ働いたら損だと言って、働きたい要求を様々な理屈をつけて抑えて、自然の感覚というものから離れてします。生きものは、何もしないでいれば退屈になって動きたくなるものです。働く力あれば、自分見つけ出しでも働くのです。
また、予防するとか治療するとかいうことは、自分の体異常感鈍くしているのです。風邪を引かないほど丈夫だと言うが、風邪を引かないいる人は、突然バタっと倒れる。脳溢血や、心筋梗塞をやる人みな風邪を引かない人達なのです。風邪によって少しずつ疲れを解消するということをしなければ、まとめてやるより仕方ない。だから異常感覚がないといって安心したり、病気を治そうとして異常感をなくすようなことばかりやっていると、熱を出したり引っ込めたり、血圧を上げたり下げたりする生命保全の働きを搔き乱すことになる。高い血圧を人為的に下げることを始めたら、エンボリ―で半身不随になる人が多くなった。高ければ高いで、低ければ低いで、体は自然に血を按配しているのです。巡りにくければ、血圧を高くして巡らすが、巡るようになれば血圧も下がって来る。水圧が低ければ高い所では水が出ないのと同じで、血圧もそのように調整しているのです。
※「embolization(塞栓術)」の略で肝臓癌や脳動脈瘤に対し血管カテーテル操作にて動脈を詰まらせたり瘤をふさいだりする治療。(ネットにて引用)
使用している写真、ミロの絵もお借りしました。。。。
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