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「愉気」ということー丈夫に育てるには自分の力で経過させるー14

病気させないにがいいのではなくて、病気をしても、それを子供自身の力で経過させるということが正当な育児法です。病気になっても、それを自分の力で経過し、全うするのでなくては意味がない。
それを、治さなくては治らないのだよ決めている。怪我をしたところで、その人の自然に繋がる体の働きがあって、その働きで繋がらなくれは治らないのです。
傷口を縫っても貼っても、それは早く繋がるように仕向ける事であり、それで早く治るかどうかも判らないのです。
けれども縫ったり貼ったりしただけでは治ったのではないのです。自分の体の力で治った時に、治ったと言えるのです。

麻疹がうつるといっても、その体がうつる時期でなければ、一緒にいてもうつらない。そして麻疹を予防しようとすると肺炎をつくってしまう。今年も肺炎になりかけた麻疹が随分ありました。
予防注射でも、その体に適った時期にきちんとすればいい。しかし体が自然と発疹するのは、ちゃんと体が時期を選んでいるのです。だから一緒においてもうつらないのに、幼稚園に一日行っただけでうつって来たというようなことがざらにあります。だから体に任せて経過を乱さないで通れば、あとは丈夫になるのです。

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活元運動のすすめ、健康生活の原理の本を小見出し事に書いています。


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