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健康生活の原理-活元運動のすすめ by野口晴哉

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野口晴哉の本を小見出し事に書いきました。動画もありの保管庫。
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#経過

外路系の体育・反応について-反応期の注意(終わり)

反応期に注意すべきことは反応期にはとにかく冷やさぬこと、反応が終えたら体中をすっかり弛めて休養すること、反応が終わったといってすぐに動きださず、動きたくなってから動き出すことを忘れないでほしい。 これは急性病の場合と、ほとんど同じような体の状態なのです。 急性病の場合も、熱が出て下がったら休める。治ったからといってすぐに動くと体をこわしてしまいます。 急性病と反応とどこに相違があるかと考えてみると、同じものではなかろうかと考えられますが、いずれにしてもそういうことを自然の

外路系の体育・反応の経過注意すべきこと

反応中は肌着は汚れるし、爪は伸びやすくなるしたふけは多くなるし、傍へ行くと臭い。中には体内で石を作っている人などはその溜めている石を、胆石でも、腎臓結石でも、膀胱結石でも、どんどん出してしまう。 ただこのような反応期に石が出る場合のは、塊りにならないで、臭い尿になることが多いが、時々気忙しいい人がいて、胆石でも、膀胱の石まで、固まりのまま出すことがある。 膀胱から大豆大の石が出たという人も、胆石で三十六個も出たという人もいました。また、バケツに三杯くらい下痢をしたとか、鼻

外路系の体育・反応について⑶

⑶排泄反応 第一反応(弛緩)と第二反応(過敏)を経過すると、次に第三反応という排泄期に入ります。 排泄期というのは、体の老廃物や悪いものが体外に排泄される時期です。 この時期になると、例えば神経系統に故障のあった人は、皮膚にいろいろの変化が現れる。 汗がむやみに多く出ることもあれば、皮膚病のようになることもある。 呼吸器や泌尿器に故障があった場合も皮膚に変化が現れるが、ほとんどが発汗という形で経過する。 ともかく排泄反応期というのは、にぎやかであるが、排泄が行われる

外路系の体育・反応について⑵

⑵過敏反応 そのうちに体に皮膚の下を水が流れるような感じ、あるいは少し寒い感じがするようになる。体みに水が流れるような感じがするようになったら過敏反応の時期に入ったとみてよい。 そうなると熱が出てきたり、下痢をしたりしないで体中が汗ばんできたり、痛みが起こってくるというような、急性病に似た変動が起こり、稀には高熱の出る人も出てくる。 このような反応期を第二反応期といって、体中が過敏になると言う特徴がある。 例えば歯が痛いというような時には、弛緩反応に入る歯の痛み除れてしま

外路系の体育・外路系の訓練➖活元生活➖

はじめて活元運動をなさる人は、最初のうちのしばらくは、活元運動を訓練としてやりますが、この訓練を重ねているうちに、だんだんと体が敏感になり、体が必要を感じた時に、活元運動が自然に出るようになってきます。

¥100

外路系の体育・外路系の訓練➖活元運動のすすめ➖

普段に活元運動の訓練をしていると、体が悪くなった時ひとりでに活元運動が出てきます。 そして自然に調整してくれる。そういうふうになってくると、その人の体は“整体”だといえるのです。 ですから、活元運動を意識してやっているうちは、まだ訓練に途中なのです。それがひとりでに無意識のうちに動くようになると、ぼつぼつ整体になってきているといえるのです。この過程を経て、必要に応じてどんな無理なことでもやってゆけるような体になれば、それで整体だといえるのであります。 活元運動というものは