日経225見立て2022年10月8日

日々のトレードをしていると大きなものを忘れてしまいがちなので、何を思い描いてトレードをしているのかを記しておきます。
☆私自身は専門家でも何でもない一介のトレーダーです。この記事自体、自身の完全オリジナルなどではなく、様々な情報を重ね合わせた上で最終的にチョイスしたシナリオに過ぎません。

日経225先物週足チャート

中期見立てはコロナショックの安値から世界中の緩和バブル高値の上昇に対する調整が2023年年初から春くらいまで続くであろうという考えで見ています(コロナショック安値から緩和バブル高値までのzigzagは省略しています)。

日経225先物日足チャート

①最初の下落は2021/09/14の30,620円から2022/03/09の24,550円と想定(値幅6,070円)。175営業日かけて19.8%下落しますが、下落開始から23営業日(2021/10/07)に全下落過程の半分程度下落します(安値26,980円、下落幅3,640円、下落率-11.9%)。
②戻り局面は2022/08/17の29230円と想定(値幅4,680円)。160営業日かけて19.1%の上昇しますが、上昇開始から20営業日(2022/03/30)で全戻り過程の80%程度上昇しています(高値28,410円、上昇幅3,860円、上昇率15.7%)。

トレンドが決定的に変わる最初の動きは全体の波動の極短い期間で推進波方向で約半分程度、調整波方向で戻りの大半を走っていると推測しています。
週足での想定通りであるとすれば、現在の波③は推進波で、トレンドが変わる最初の下落を終えたところであると考えています。
③下落開始から46営業日(2022/10/03:安値25,610円、下落幅3,620円、下落率-12.4%)。①で起こった下落の倍の営業日を要していますので、下落全体は175営業日よりも長いかも知れませんが、下落率の方が目安として分かりやすいのでさほど重要視していません(大体、来春前後であろう程度)。
最終的な安値は23,350円付近(最初の下落幅3,620円の1.618の5,860円で23,370円)。

来春には24000円すら割り込むと考えているのですから、売っておけば良いという単純なものでないことはトレーダーであれば同意して頂けると思いますが、①の最初の下落後の戻り、②の最初の上昇後の押し、このイメージを持っておきたいと思います(日足チャート参照)。③の最初の下落は既に終わっていると見ていますので、現在は秋から冬にかけてどこまで戻せるかを考えています。見立て通りであれば8月高値29,230円を超えることはありませんし、10月安値25,610円も割ることはありません。28,000-28,500域を考えています。

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