原稿用紙11枚

風雲急を告げすぎているので、仕方なしにnoteを続けて書くことにします。くどい様ですが、誰かの役にた立とうなどという高尚な志はなく、自分がどうするかの考えを纏めるためだけに書いていますので参考になさいませんようよろしくお願いいたします(ツイートしている通りの大損失、含み損をみていただければ、心配には及ばないと思いますが)。
今となっては全くどうでも良いですが、3末の時点で31000向かいの可能性があることを自身で示唆していたのに,,,とかということを私は悔いていません。いろいろなことを言っている一つがそうなったというだけで、何を言おうと、実際にどうポジションを取ってどの様な結果に至ったかのみが問われる世界であって、それ以外のことは何一つ不要です。強いて言えば、この先どうなるかを考え続けるだけが必要とされることです。
元々分かっていることを改めて再認識させられる相場になっています。
・逆張りはトレンドに弱い。本物のトレンド相場は逆張りに為す術はありません。本物のトレンドはここ数年出ておらず滅多に起きませんが、ひとたび発生するとそれまで上手く行っていた浅はかな逆張り手法はひとたまりもありません。順張りに徹しましょう、などと言う気もないです。トレンドフォローワーの勝率は低いですし、異常とも言える高値や安値で増し玉し続ける強い心も必要であったり、いうほど楽なトレード手法ではないです。どんな手法でも万能ということではないですので、逆張り手法の場合は撤収タイミング(資金の何割とか、何百円逆行とか、その人それぞれ)を定めておいて徹底すること、それはオプショントレーダーでも同じであって、最初からヘッジを付けたトレードでないパターンはいくらでもありますが、半ヘッジ、全ヘッジを入れるタイミングを定めておくということになります。これに絡めてお話すると、ファーのオプションをたくさん売る手法は特にロスカットするポイントはエントリー前から厳に決めておき絶対守る必要があることは付け加えておきます(後述)。
もちろん、この決め事は、我慢していれば上手く行ったのに、、、という結果が多くなり運用成績は大きく落ち込むかもしれませんが、再起不能になったり、回復に長い歳月を要することになるのを防ぐものなのでどこかでは割り切りが必要になると思います。
・思っているタイミングと異なるタイミングで上げ下げは起こる。インフレ退治か景気悪化に考慮か、債務上限、YCC撤廃。一見手を出しづらい状況の時に本格的な上げが発生しています。先週も書いた通り、暴落が発生するときは、まさかと誰しもが思う時に起こるかも知れません。少なくとも私如きには急騰するタイミング、急落するタイミングを当てることは出来ません。ツイッターなどで、この人はこの上昇を当てたすごいなどと言いがちですが、次の下落は大外しするかも知れません。そういったことに囚われるのは控えめにした方が身のためかなと思います。

私はポジションを切らすことなく持ち続けていて、上げる、下げる、動かないのどの様な相場であっても、その流れに合わせて適切なポジションを取ろうと試みるわけですが、例えば、今回の様に上へのヘッジを切らせたままの形で新たな限月をスタートして、見事に逆行した場合はかなりの惨事に見舞われることになります。「今回ばかりは大丈夫だろうと思う時こそダメな時」という標語みたいな出来事に遭遇しておりますが、それでももがき苦しみながら、自分のスタイルで戦い続けています。スイングが上手く行かないからデイトレしかしないとか、あっちへふらふら、こっちへふらふらしていて、同じことを何度も何度も繰り返し、長い時間とお金を失い続けてきた経験から、失敗した原因を考えて微修正を加えながら、マーケットの動きと相談しながら、少しずつ流れを取り戻していく様にしたいと思っています。もちろん、ばっさり切り捨てて、一からやればそこまでの流れを一度断ち切れるので、すぐに建て直せるかも知れませんが、前述のどっちつかずでいつになっても何も身に付かない可能性もあります。上手く行っていないポジションのまま調整を繰り返していくので、簡単に逆回転していたものが正回転に戻ることもなく、なかなか心の折れる作業ではありますが、諦めずにしがみついて行きたいです。

想定5パターン(以下に挙げるどのパターンになるかなどを考えはしません)

週足① 押さずに天空へ
週足② ヨコヨコから天空へ
週足③ 浅い押し目を作って天空へ(もしくは2番天井へ)
週足④ 深い押し目を入れて天空へ(もしくは2番天井へ)
週足⑤ 下のTLへ一直線(その後は別の機会に)

現在6SQの1週目が終わって残り3週。上記週足5パターンはおおよそ夏から秋、次の9MSQに向けたものです。SQという区切りで相場を張っていく私は、更に、①前半2週(または3週)、②SQ1週前、③SQ週とその区切りを3つに分けて相場戦略を練ります。この①~③の各期間と相場の上げ下げ動かないのタイミングは非同期ですので、どの期間にどの動きがあるかによって取るべき戦略も変わってきます。

60分足

一番短いタームの直近の上昇はSQ前日の28950円を起点にしているものとして(その前にあるヨコヨコで60分20MA(オレンジ)の傾きが下向いたり、ボリバン-2σにタッチしたりしている最後の場所)、金曜日ナイト高値30980までの高安をフィボナッチで探った絵です。
①期間の1週目にして2000円超の値幅が出てしまっています。大きく動くとその後の急落などを妄想することも多いと思いますが、その後3週は小動きになってしまうことも多いため、積極的にオプションを買うのはまず控えたいところです。大きく動くという言葉の意味ですが、これは値動きが荒いという意味とは全く異なり、同じ方向に大きく走るということであり、急落、急戻りなどで動きはあるものの、結果として週が終わって同じ位置にいればオプションは総じて大きく剥げることになります。
上のチャートで週の前半で30000を目前にして小動きになったところと、若干スケールは変わっていますが、31000を前にしてヨコヨコを作っているチャートは似ており、月曜日30600付近で止まってヨコヨコを続けるのであれば31200もしくは、その上に向けて更なる上値追いには注意を要します。
上記チャートの半値である30000前後まで来週中に押してくれるのであればこれほど有り難いことはないですが、そこへの押しを期待したポジショニングに固執しないつもりです。まずは30400-30600にでも押してくれるのであれば大干ばつににわか雨が降った程度の幸福を得られる様にしておきたいところです(そういった意味では金曜日ナイト30660は既に近い位置であることも併せて頭に入れておきたいところです)。このナイトの安値を割れば走るという考えする方もいるかもしれませんが、現時点では31000が天井だろう、もう下がるだろうという思いは敢えて封印して、やり過ごす方向で考えようと思います。なんせ、29000など超割高だと考えていたところから1週間で2000円も担がれたわけですから。

損益グラフ

遅きに失した状態ではありますが、週末時点6限ショート21枚、CAL2枚(C297、C312)ロングとして上へのリスクを軽減させました。
①の2週目となる来週の相場です。
6限ショート21枚の内訳は、27955平均11枚ショートと30670平均10枚ショートです。下のショートの捕まり玉はC297のロングでロスカットしたも同然ですので、更に210万(1800円幅+C297の取得コスト30万)の損失は確定に近いです。少しでも押してくれれば6限PUTを売って行こうと思います。価格帯は30400-30600。一方、31000を超える場面があるのであれば、上の玉を再度9限に振って6限ショートの枚数を再調整しようかと思います。目処は31000-31250。
②のSQ1週前は、もちろん週末の位置取りによって考えを改めて纏めますが、普通に考えて、6Cが剥げてきていれば、週中から週末にかけて買っていきます。上がっていても下がっていてもPUT買いはあまり魅力を感じないと思います、基本は売ります。
③6MSQですので、ロールの動き、SQに向けての思惑もあって、値動きがあれば7限に向けてのポジション取りに向かいます。この前の週までに9限の先物を再エントリーしているか否かでもどの様に動くべきかは変わります。もちろん現時点ではノーアイディアです。

現在が上昇の最終局面か、大相場の初動なのかは私には分かりません。ですが、面白いことがいくつかあります。どう考えても高いと思われた29000。そこから1週間で2000円の急騰。ファーのCALがそれこそ100倍近くになったというツイートをいくつか見かけました。たまにファーのオプションの残高が急増しているという記事を目にすることはあると思います。ファーのオプションを大量に買うという意味ですが、これはインザマネーになることを狙ったトレードではなくボラが急騰することを狙ったトレードです。オプションをやらない方は、P240が大量に買われたから24000へ急落するとか、C320が買われたから、、、と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、そういう意味ではないので覚えておいて損はない知識だと思います。この話の裏として、常識的には絶対にインザマネーにならないファーのオプションをたくさん売るトレーダーはたくさんいて、100限月やったら99限月勝てるものです。そういうトレーダーがインザマネーになるわけでもないのに一斉に買い戻す一瞬があります。証拠金が足りなくなって追証の恐れが出るためです。
もう一点付け加えるならば、仮にここまでの相場を売りで悲劇的にやられていても上昇、または下落の最後の瞬間(今回の上げが最後かどうかは別にして)だけで、一気に逆転することが出来るような場面というものも相場にはあるのだということも併せて覚えておくと良いかと思います。それは、例えば、先々大暴落が起こって、もうこれ以上の下げがないだろうと思った後の最後の急落場面で使えるかも知れません。
具体的にはこの様なアイディアはどうでしょう。根っからのトレンドフォローワーがこんなところで!?と思うような価格でどんどん建玉を増してドヤっている場面(誰とは言いません)。それをみたら、現在の価格から更に2000円ほど離れたファーを10枚でも20枚でも買い、50倍でも100倍でも好きな所にSQ期限までの指値をして忘れる。コストはそれほどかかりませんし、そういった場面は年に何度もありません(笑

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