ゆるりトレード

雨でお出かけの予定もなく、ぼけーっとしているだけなのでnoteでも書こうかなと。
・相場はあくまで短期でやるもの。
・自分が思っていない方向にいけば切れば良いだけ。
・利食いは正義、指標や金融政策決定会合の度にポジションを軽くする、ノーポジにするのは当たり前。
この様な至極まっとうな考えを持って相場に臨み、これで上手く行っているので何の問題もないというトレーダーはここまででそっとこの記事を閉じてください。

概論の様なふんわりした話だと、うんうんなるほどと読んだ時には思っても、実際に時間が経過した後に何も頭に残ってないということがほとんどだと思います。SQが近づいた時に、私のポジションは最終的にこうなっていますと公開すると、おぉ、と思う方もいるかも知れませんが、実際にエントリーしている時にはあまり関心が持てない場合が多いと思います。何故でしょう。。。(それは狙いが分かり辛く、相場の流れに対してエントリーが突飛に見えるからだと思います)。
ということで、現状の流れを踏まえて、今どうしているよ、この後どう考えてどうするよ、という感じで書いてみようと思います。

日経225CFD日足

昨年3月の安値24500台と今年1月の安値25500台を下値サポート、昨年の9月29200台と今年3月の28700台を上値抵抗とした揉み合いと見たチャートです。
SQ日であったこともあるのですが、P275のロングをエントリーしています。この先々のポジション管理は当然相場を見ながらになりますが、28700前後、29000超えなどでPUTを積んでいく予定です(上げ方がゆっくりであればP275ではなく、もっと上のP280とか、P282とかに変えて行くかも知れません)。ゆっくりかどうかを気にするのはオプションは時間の経過によって減価するからで、SQ日までの残日数との兼ね合いと上げるスピードは確認するポイントになります。同時に、下値のサポートも時間経過とともに切り上がるわけですから、下げ止まりの目処も上がってきてしまうという理由もありますが、5SQ内での話であればP275で問題はないと思っています。

さて、このPUTは何のために入っていると思いますか?
方向感は先物で取れば良いわけですから、PUTを予め買っておく意味は、急落した時にPUTを売ったり、先物を買ったりするためです。下げるという予測でPUTを買って儲けようという意識は薄いです。下げに転じた時にどのPUTを売りたいかを予め考えておきます。例えば5SQは28000前後で決まるのではないか(例です、今時点で私はSQ値について考えていません)。だとすれば、この後調整が入った時にP277をショートしようか(P275と合わせてブルスプレッド)、すごく弱いならばP272をショートしようか(P275と合わせてベアスプレッド)。

来週の相場をみつつ、高値を超えてくる様であればゆっくり無理せずに先物のショートを積んでいく、5限のロングを外していくということを行っていきます。

ここで、現時点を振り返っておきます。
来週の相場で更に上昇せずに下がってしまったら?→そもそも6限ショート、5限ロングの売り長の状態です。PUT275を購入しているので売り増せずに下がってしまってもウェルカムです。ツイッターでよく言っていますが、完璧とかは目指していない、この場合であればもっと上値が欲しかったけれどPUT275が買えてるからまあいいやとなります。
思っている以上にどんどん上がったら?→苦しいですね。ただ、現時点ではC285を2枚ロング、C290を1枚ショートしているので、PUTを買い増す分にはPUTの購入代金以外のリスクは持たないため、先物をどこでどれだけ売り増すかを慎重に考えていきます。

では、次に。この先のパターンとして、揉み合いのまま高値を維持、もしくは上にどんどん伸びる、というパターンと、上昇が止まって下落に転じるというパターン(上げる、または下げるの2パターンですね、当たり前)に対してですが、どんどん上がる、絶体絶命に上がる。その場合は降りるしかないでしょう。我慢できるところをしっかり決めて、どうにもならなければロスカットします(絶対勝てるとかいう手法でもなければ、絶対に負けないぞと意気込んでいるわけでもないので、負ける時はあるでしょう)。これ以上行ったら致命傷になるというところを自分で理解してその手前で泣きながら降りましょう。簡単です。
問題は意図している通り下がった場合です。

日経225CFD日足

今年の安値のサポートをもう1本だけ増やしました。これも時間経過によって切り上がってきますのでいつ下落を開始するかによって絵の表情も変わってくると思いますが、例えば、28000を割って来たら、売り目線の方々は、よしいけ!、下げろ、暴落しろ!と自分が思っている方向を応援する様な気分になりますよね。高値から落ちてきていれば、チャートも崩れて見えるので下がれ下がれと思うのも分かります(笑
そういう時に、そーっとCALを買っておくのです。上で言ったのと全く同じです。先物を買う前の段階、もしかするとここで止まってしまうかも(止まって欲しくはないけれど)というところで、逆張りのCAL買いを入れることで目指している下落が起こらずに反転した時に次に打つべき手が増えることになります。CALを売っても良い、ヘッジのCALに対して先物を売って行っても良い。
全く同じ考え方で、そのまま落ちたら?→先物を売っているのでCAL買いで支払った分以外はリスクはありませんからウェルカムです。

行っていることは、先物を10枚売って止まりそうなところで半分利食いして、、、ということと似ていると言えば似ていますが、一つのオプション買いを起点にして、周辺のオプションを売ったりする戦略に繋がっていくために、動かない時、思っていない方向に動いた時にも利益になる可能性が高まる点は、先物単独のトレードとは全く異なります。

おまけ
今だいぶ下からショートをしていて苦しんでいるショーター、今まさに売り始めてまだまだここから売り上がるぞと意気込んでいるショーター、まだ売っておらずむしろ現時点では買いに傾いていて来週以降に売り参戦を考えているショーター予備軍。
どこまで上がるかの想定は異なれど、この上値追いが終わればそれは年央最後の高値で、少なくとも26000付近、そのまま24000、22000と暴落の夢を見る方も少なくないと思います。
私は今回の高値、その後にある安値、更にその後に今回の高値は秋口に更新してくる動きも視野に入れています。思い込み、自分が見たいようにチャートを見る、都合の良い記事やニュースだけを重視する。注意してくださいね。そしてみんなで生き残りましょう。

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