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メイ君と過ごす、静寂な冬のひととき

新年早々すみやま棚田を歩いてきました。
冬の澄み切った空気の中、静寂に包まれた棚田は、普段とはまた違った魅力を見せてくれます。

1月4日12時頃の様子

いつものように、まずはメイ君にご挨拶。
私が近づくと、いつも通りジーッとこちらを見ています。

そして、何をするでもなく、
ただ草をむしゃむしゃ食べ始めました。冬でも食欲は旺盛なようです。


じっと 私を見つめるメイ君

その後は、158年前の大飢饉を乗り越えるために作られた石垣を見に行きました。高さ5メートル以上もある石垣は、その大きさに圧倒されます。昔の人々の苦労と知恵が詰まったこの石垣は、私にとっていつも感動の対象です。


よじ登りたくなるのは私だけでしょうか

そして、炭山地域と中田地域の人々の生活を支えている棚古場溜池にも足を運びました。冬の澄み切った空気の中、水面に映る木々のシルエットが美しく、心が洗われるような気持ちになりました。

棚古場溜池(中には入れません)

イベントで賑わう時季とは違い、冬のすみやま棚田は静寂に包まれています。でも、その静けさの中に、生命の息吹を感じることができます。

例えば、冬でも明るい色で咲く野花、野鳥のさえずりなど、冬の棚田ならではの風景や音があります。

ゆっくり歩きいつもと違う場所から見る景色、一つの場所にとどまらず大きな視点で見ることを大事にしていきます。

冬のすみやま棚田は、私にとって自分自身と向き合うことができる大切な場所です。
静寂に包まれた冬の棚田は、普段とはまた違った魅力があります。


もし、機会があれば、あなたも冬の棚田を歩いてみてください。
きっと、心が安らぐひとときが過ごせると思います。

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