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大学生が企画!すみやま昆虫大作戦!地域と大学が繋がる素敵な時間

今回は、令和5年9月23日に佐賀県伊万里市二里町のつなぐ棚田遺産「すみやま棚田(中田棚田)」で開催された、佐賀大学生を中心とした学生地域貢献サークル団体「ミニリノ」が企画したイベント「すみやま昆虫大作戦!」についてお伝えします。

左がミニリノ代表(令和5年当時)、右は地元の会長さん

秋分の日、すみやま棚田に子どもたちの笑顔がはじけた!

二十四節氣「秋分」の頃、澄み渡る秋空の下、すみやま棚田は、子どもたちの歓声と虫の声で満たされました。

このイベントは、日本昆虫学会佐賀大会佐賀大学主催『sagaむし結び』の関連イベントの一つとして開催され、昆虫探しゲームやフィールドビンゴなど、子どもたちが自然の中で昆虫と触れ合うことができるプログラムが盛りだくさんでした。

蝶を追いかける子どもたち、熱心に教える大学生たち

蝶々を追いかけて走り回る子どもたち、そんな子どもたちに優しく声をかけ、昆虫について詳しく教えてくれる大学生たち。保護者の方も一緒に参加し、家族みんなで自然の中で過ごす素敵な時間となりました。

特に、昆虫先生として参加してくださった山元謙太郎先生は、子どもたちの質問に丁寧に答えてくださり、専門的な知識で子どもたちの好奇心を刺激していました。子どもたちのキラキラした瞳は、まさに「学び」の瞬間を物語っていました。

写真左:山元記念病院副院長の山元謙太郎先生

学生たちの成長と地域とのつながり

今回のイベントは、大学生たちにとって初めての企画運営でした。最初は不安も多かったと思いますが、最後までやり遂げたことは、きっと彼らの将来にとって大きな経験となったはずです。

また、地元のすみやま女性部(おもしろ工房山桜)の皆さんが、美味しいお昼ご飯を作ってくださったおかげで、参加者全員が笑顔でイベントを楽しむことができました。地域の方々との連携も、このイベントを成功させる上で重要な要素の一つだったと思います。

フィールドビンゴ

40年前の自分と重なる

すみやま棚田を駆け回る子どもたちの姿を見て、私は40年前の自分のことを思い出しました。虫捕りに夢中だった子ども時代、自然の中で遊ぶことは、私にとってかけがえのない経験でした。

今回のイベントを通して、子どもたちが自然の中で遊び、学ぶことの大切さを改めて感じました。そして、この美しい棚田を守り、次世代に引き継いでいくことの重要性も強く認識しました。


「すみやま昆虫大作戦!」は、子どもたちが自然の中で昆虫と触れ合い、学ぶことができる貴重な機会となりました。そして、地域住民、学生、そして自然が一体となり、素晴らしいイベントを作り上げることができました。

学生たちの子ども目線の発想から企画されたイベントは、二年目以降の取り組みに大きなヒントを与えてくれました。

「若者の力」これからも一緒に取り組みます。


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