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二千年蓮が咲く!すみやまビオトープ:高校生と地域が創る癒やしの空間

二千年蓮が咲き誇る、新しい棚田の風景

令和5年2月、伊万里実業高校ボランティア部の皆さんの協力のもと、すみやま棚田に新たな魅力が誕生しました。それは、二千年蓮をはじめとする様々な水生植物が咲き誇る「すみやまビオトープ」です。

二千年蓮、睡蓮、菖蒲… 水辺を彩る花々

ビオトープには、古代から日本の水辺を彩ってきた二千年蓮(大賀蓮)が植えられています。大きな葉を広げ、美しいピンク色の花を咲かせるその姿は、訪れる人々の心を癒やします。

他にも、睡蓮や菖蒲など、様々な水生植物が植えられており、それぞれの季節に美しい花を咲かせます。これらの植物は、水質浄化にも役立ち、ビオトープの生態系を豊かにします。

花菖蒲

水生昆虫や両生類も!生き物たちの楽園

ビオトープには、水生植物だけでなく、様々な生き物も生息しています。トンボやカエル、アカハライモリなど、子どもたちが大好きな生き物たちとの出会いも、このビオトープの魅力の一つです。

水辺で遊ぶ子どもたちの笑顔、虫取り網を片手に夢中になっている姿。そんな光景を見るたびに、このビオトープを作って本当に良かったと感じます。

ボランティア部の皆さんの活躍
このビオトープは、伊万里実業高校ボランティア部の皆さんの熱意と汗によって生まれました。生徒たちは、設計段階から積極的にアイデアを出し、実際に手を動かしてビオトープを作り上げました。

彼らの熱心な活動のおかげで、すみやま棚田は、より魅力的な場所へと生まれ変わりました。

二千年蓮の由来など手書きの看板
制作:伊万里実業ボランティア部

地域住民との共創
ビオトープの整備には、地元住民の方々も積極的に協力してくれました。地域の皆さんの温かいサポートがあってこそ、このプロジェクトは成功することができたと言えるでしょう。


すみやまビオトープは、まだ完成ではありません。今後は、地域住民の方々やボランティア部の生徒たちと協力し、より多くの人々に楽しんでもらえるような場所にしていきたいと考えています。

看板制作:伊万里実業ボランティア部

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