ルッキズムの自覚なくルッキズム的な話する人たちが怖い

「イケメンと結婚してかわいい子ども産みたい」という友だちの話に、グサっときてしまう。
二重がいいとか、一重はちょっと、とか。

自分の顔が嫌で、顔を上げて歩けないくらい人目が怖かったことなんて、きっと彼女たちにはない。すれ違う人に「ブス」と言われるような幻聴に苛まれたことも。アイプチですら二重にならなくて、蒙古襞がどうとか、お金かけるしかない、メス入れるしかない、ってなるまで、どん底で悩んだことなんてないんだろうな。ルッキズムのくせに、整形は否定するんだもん。どゆこと?生まれながらの美しさ以外は美しさではないの?悩んで悩んで、美容医療に委ねた過程の苦しさすら、否定するんだろうか?

もし彼女たちが、自分の求めるような容姿を持たずに我が子が生まれてきたら、「ブサイクだなぁ」と思いながら、育てるのだろうか。
もし、この人と結婚したい、と思うほど、愛する人が現れたとして、実は、とその人が整形を告白して、する前の顔が許容できなかったら、別れるんだろうか。

そういう価値基準があるのも、わかる。オタクとして、美人な男女を見て、癒される日々を私も送ってる。
でもなんだか、身近に、芸能人でも、アイドルでも、なんでもない私たちの中でも、外見的な美しさで評価づけされてるのをひしひしと感じてしまって
もしこの子たちが私のすっぴんを見たら、「ブス」って思うのかなとか、今も「ブス」って思われてるのかなとか、考えてしまう。


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