ど素人が詠んだ夏、2022.
こちらは、ど素人が俳句のお勉強をする前に鶴亀杯に向けて試行錯誤した二時間の中からの抜粋です。
ここからの成長にご期待ください笑
なんとなくやりたかったことは見えてくるとは思います。
僅か数行スクロールす原爆忌
茹で上がる麺を冷やして原爆忌
永遠に永遠はなく、風死す。
明滅す螢と煙草の残響
骨上げの箸持つ手に夏の果
サヨナラが一時停止す夕凪に
残り香を拾い集める夏の宵
熱帯夜死亡宣告が蒸発す
錠剤と感情はモノクロの驟雨
待ってねーよ風待月の放課後
空蝉と哀しみが転がる路上
ただただ爛れただけだった夏の海
面倒な生き方が濁る夏の海
腹の子に見せたい夏の海がある
夏の海に悲しみは極彩色の砂
嘘ばかり描く絵日記に夏の海
ごめんなさい繰り返す夜。夏の果
お別れが耳鳴りとハモり蝸牛
孫の声遠く白杖に夏の海
炎天下火葬場で吸う煙草の味
炎天に鯨幕揺れ弱風
殴る蹴る殴る蹴る殴夏の果
結構な量から、バラバラなものを
持ってきました。
似たようなものが三倍くらいありました笑
来年の夏には、これを鼻で笑えるレベルにしておきたいところです笑
あえて成長しないという成長もあります、なんとも言えないけどー笑