岡本みっく

公務員を辞めて構成作家に復帰しました。お笑いライブを作ったり映像を作ったりしています。掲載しているのは以前Walive!としてインタビューしたものです。

岡本みっく

公務員を辞めて構成作家に復帰しました。お笑いライブを作ったり映像を作ったりしています。掲載しているのは以前Walive!としてインタビューしたものです。

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岡本みっくのプロフィール

お笑いライブや映像を作ったり、文を書いたりしています。 経歴がややこしいので、なんでこうなったか、順を追って書きます。ここからは長い文章になります。 大学まで岡山県倉敷市に生まれる。 小学生の頃、『笑う犬の冒険』を見てオセロの中島知子さんに憧れる。自分にあんな才能はないから、このすごい芸人さんたちを売り出す人になろうと考える。フジファブリックが大好きだったので、バンドもやりたいなと思う。 毎日YouTubeでネタを見たり、ドラムを習ったりするも、田舎ではどうにもならず、

    • つよくてしっかり者なあなたへ

      最近、著名人が自身のパニック障害について発信するのをよく目にします。 私もちょうど1年前、おそらく疲労の積み重ねからパニック発作に襲われました。 なので今はその辛さがよくわかりますが、自分が倒れるまでは、全く想像できませんでした。 きっと多くの人がそうなのではないかと思い、自分はあの時あの感覚をどう表現していたか、倒れた翌日に書いた文章を今になって掘り起こしてみました。 私は幸いこのとき以来発作は起きていないので、パニック障害の定義にはあてはまらないかと思うのですが、1

      • じいちゃんが死にたいと言った。

        私のじいちゃんは 見取り図のリリーさんに似ている。 母方の、自慢のじいちゃん。 若い頃似てたではなく、 今も現在進行形で似ている。 背格好はリリーさんよりもがっしりしている。 じいちゃんが体調を崩したところは見たことがない。 性格は、本当はおしゃべりだけど、 それ以上に照れ屋だから、基本無口だ。 だからまあ、頑丈で不器用な男、みたいな感じ。 そのじいちゃんが昨日、 「死にたい」と言ったらしい。 ___ じいちゃんとばあちゃんは、 山のふもとの一軒家で暮らしている

        • お金の話〜未来からタイムスリップしてきた自分に説教された件〜

          私はお金の話がきらいだ。 お金なんかいらない。 面白い芸人さんがちゃんとその才能を認められて売れてくれたらそれでいい。人生最高。才能ある人が解散して辞めていくのを何もできずに見てるのだけは絶対にいやだ。 それにお金を手に入れたところでどうしようもないとも思っている。 どんだけお金を積んでも人の心は買えないし、最新の医療や科学でもどうにもならないことはまだたくさんある。別に実家が金持ちとかではなく極めて平民だったけど、お金ではどうにもならない絶望がたくさんあった。 容姿

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        岡本みっくのプロフィール

          クズ男と過ごした4年間

          noteを開設したものの、どういう投稿が受け入れられるのか分からず、書いては消しを繰り返していた。でも今日、書いてみたいことができた。 ついさっき、私の長い恋が正式に終結した。 初めての彼氏、というとその前に2、3か月だけ付き合った人が怒りそうだしそれは本当に申し訳なく思っているけど、私の中では生まれて初めて、恋人を味わわせてくれた人がいる。 その人は、客観的に見ればいわゆる典型的なクズ男で、浮気はもちろん、基本的にお金は出さないし、私がバイトを探して応募して履歴書を代

          クズ男と過ごした4年間

          インタビュー 「街裏ぴんく」(2019年10月12日)

          多種多様なお笑いの世界でも数少ない、”漫談”で独自の世界に引き込むピン芸人、街裏ぴんく。チケット即完売の熱狂的人気を誇ったお笑いライブ「バスク」への出演を契機に東京ライブシーンを虜にし、今やその噂はお笑いフリーク以外にまで広まっている。 今年こそはとR-1ぐらんぷりに向けてファンの期待が年々高まる中で、ストイックにネタを作り続ける彼は今どのような心境なのか。今回のインタビューでは漫談という芸風が築かれるまでの芸人としての出自と、現在のネタへのモチベーションを探ったが、そこには

          インタビュー 「街裏ぴんく」(2019年10月12日)

          インタビュー 「キュウ」(2018年10月28日)

          昨年11月、オフィス北野事務所ライブの公開審査会にて、満票で所属を勝ち取ったキュウ。しかし事務所の一連の流れを受けて約半年で退社、そして今月から新たにタイタンへの所属が決まった。めまぐるしく変わる環境だが、現在開催中の「M-1グランプリ2018」では準々決勝へ初めて駒を進め、彼らは着実に次のステージへ進もうとしている。12月に第二回単独公演を控える今、その独特とも評される漫才へのこだわりから、彼らなりの芸人のあり方を垣間見た。(2018年10月28日) 取材・文・撮影 / 岡

          インタビュー 「キュウ」(2018年10月28日)

          インタビュー 「ゾフィー」(2017年2月12日)

          結成した2014年から3年連続で「キングオブコント」準決勝進出を果たしながらも、事務所には所属せずフリーとして活躍するコント師、ゾフィー。2月19日には彼らの第2回単独ライブ「おとなだろ」がユーロライブにて開催される。今回Walive!では2人の知られざる過去や、「ブラック」と呼ばれる彼らのコントへの解釈を聞いた。(2017年2月12日 取材・文・撮影 / 岡本みっく) 仲介かなと思って行ったら、「あ、俺なんだ」──今日は謎多きゾフィーさんを少しでもひも解けたらと思います。

          インタビュー 「ゾフィー」(2017年2月12日)