周回遅れのトラックで
生きる意味愛する意味仕事の意味
考える余裕すら無く日々は流れて
ただクタクタに頭疲れ眠り込む夜
もうダメだ、もう出来ないとただ
泣き叫んでしまいたくなるほどに
辛くなる時は一体この人生に何度
訪れることがあるのだろうと自問
ただ全部をぶん投げて放り出して
逃げ出したくてたまらない気持ち
さあでもそれをして一体何が残る
風が出て星が出て流れた涙そっと
乾かすよ溶かすよ月の雫になるよ
肩に手を置いて寄り添ってくれる
そんな人が今そばには居なくとも
あなたの知らないどこかでそっと
何かがあなたをふと見守っていて
また歩き出せると心から信じてる
だからどうぞ忘れないでこれだけ
思い出して思い出して思い出して
昨日よりもあともうちょっとだけ
息を吸って胸を張り少し上を見て
無理しなくていい笑わなくていい
ただ少しだけ立つ足に力を込めて
周回遅れの真夜中のトラックでも
見えないゴールテープいつか切る
そんな自分でありたいと願う強さ
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