転がる石の上機嫌　#4

◎ゆれる◎

命がかりそめだとは　知っています
死は常に隣にあると　分かっています

それでも
いまもう一年　いまもう一日
いまもう一時だけでも　
私たちは　永らえたい

「すずめの戸締り」より

・・・・・

桜が咲いて喜んでいたのも束の間、いつの間にやらGWに突入です。
すっかり新緑の季節になりました。
お出かけをしたり、行楽の計画を楽しみに立てている方も多いかもしれませんね。

それにしてもこの所、地震が多発していてかなり不安を感じます。
統計によると昨年は1回だったのに対して今年の1月から4月までの地震回数は23回と大幅に上回っているのだとか。

'95年の阪神淡路大震災や'11年の東日本大震災で私の地震の観点は大きく変わったし、それは人生観にも変化を与えました。
以来、少しの揺れでも過敏に反応したり動揺するように。
自分の経験でこれなのだから震度7レベルの震源地ではどんなにか…と想像すると胸が痛みます。

ある専門家によると日本は今、地震の「活発期」に入っているとか。
またいつどこで大きな地震があるか分からないし、東京近辺で震度6レベルの揺れが起こる可能性も十分にあるとのこと。
ちなみに1月の能登地震はその予兆であり活発期は2030年代半ばまで続くという見解が出ているそうです。

心配し過ぎても仕方ないけれど、心構えと準備だけはしっかりしていた方が良さそう。

しかし"生"に対する強い欲や執着は無いはずなのに、いざ死ぬかもしれない状況になると"怖い"と感じてしまうのはどうしてなのでしょう。

頭で考えるより先に身体が勝手に反応してしまいます。「死にたくない」と。
不思議ですね。
そして、うまく出来てる。
あらためて人間は「生きるために生きている」のだと感じます。

そしてあれこれ考えた末に
結局たどり着いたのは
"どんな備えよりもまず日々を後悔なく精一杯生きること"
これに尽きるなとシンプルな結論に至ったのでした。
備えても、覚悟しても、その通りになるかどうかなんて誰にも分からないのだから。

だから決して焦りすぎず、急ぎすぎず。
見たいものを見て。
行きたい場所に行き。
会いたい人に伝えたい言葉を伝え。
今を大切に生きてゆきましょうね。

時間は人生という名のドラマで、
そこでは一人一人が大切な役を担ってるらしいので。

・・・・・

近況。

相変わらずスノ(SnowMan)活にいそしんでいる日々です。

10枚目のシングル発売、メンバー9人中5人がドラマ出演、佐久間くん単独初出演映画の公開…という怒涛の1〜3月がひとたび落ち着きホッとしたのも束の間、新しい舞台や映画がそれぞれに決まり始め、新たな楽しみが増えているこのところ。

スノ活によって未知だった世界の扉が次々に開き、それによって芋づる式に新しいものと出会い、また別の扉が開いて…と何だかとても新鮮な気分を味わえています。

まさかこの年代でアイドルにハマり、今やさらに若い10代の子らが歌い踊るK-POPまで聴くようになるとは。
人生、何があるか分かりませんね。

「生きてるうちにこれだけは叶えたい！」と強く思うことって自分にはもう特に無いなと思っていたけれど、SnowManのライブには一度ぐらい行ってみたいかもしれないです。
そして、あの名物ジャンボうちわとペンライトを持って盛り上がってみたい(笑)。

地震からだいぶ話が飛躍しましたが今回はこれにて。

どうぞ良いGWをお過ごしくださいね。
それでは、また。

#転がる石
#ゆれる
#SnowMan

有料スペースでは記事のテーマに合わせて短い「石」の紹介と、ちょっとした写真を載せています。
さて今回は…お楽しみにしてくださいね。

(※一度のみ¥100で購入いただけると、有料スペースを含めた今後の記事すべてがお読みいただけます。投げ銭・応援のつもりでご購入いただけると大変大変うれしいです)

・・・・・

< 今月の石シリーズ >