ドタバタ日記 6/17-23
17日
道を歩いていると、目の前で自転車から転落した人を見る。段差にタイヤをもっていかれたらしく、駆け寄る前には、立ち上がってフラフラと走り始めた。大人になるにつれて、膝に地面をこすり付けて血を流すことは極端に少なくなった。若干のケガであっても子どもの頃に感じた痛みの大きさは違うのだろう。大きな弊害は、泣くことを許されないと思い込んでしまう空気だ。
18日
僕の暇つぶしに友人が付き合ってくれた。
家で何もせず二酸化炭素を吐いているだけよりも、こうして街に出かけ、自由に話せることに豊かさを感じる。こうした使われ方の方が、二酸化炭素も喜んでいるに違いない。僕自身もヘルシーになれることができて、ただ話しているだけにも関わらず、目には見えない何かが脳みそから込み上げてくるのには、僕ではなく、友人の力と魅力なのだと思う。
同時に別の人から言われた言葉を思い返して、僕として何を示すのか。示すべきか。考えても分からないのであれば、現実に映し出すことも一つのやり方なのだろう。
19日
強制執行の日がやってきた。
机の上に積み上げられた違法建築は、たちまち地震が起これば被害の源になっていたに違いない。また、気温の上昇と共に虫類がそこにやってきて、周辺環境に大きな影響を及ぼしかねない。約1年半の間で積み上げられてきた建築物を納める。ついでに、プリント類を整理していたら、1時間をすぐに超えた。再びこの建築物が机上に現れないことを祈る。
20日
何を成し遂げるにも、タイミングが求められる。
それは、日常生活や仕事、恋愛にも要求されて、僕たちは常に失わないように見計らう必要がある。故に、そうした局面において勢いがある人には、目には映らない能力を秘めていて、僕には未だ理解できない力でもある。
オンラインショッピングを覗いていると、僕がwebを更新したと同時にsold outの商品が入荷されていた。入荷された時に来る通知よりも早くその存在を知った僕は、脳みそを介することなく、架空のカートに投げ入れて購入ボタンをクリックした。
これらの一連の勢いを後悔しないように、自宅に届くまで反射のみで生活しよう。動きがキモければ、これが原因であると思ってほしい。
21日
人生相談を話し回っている。
面接練習から付き添ってくれている人とは、いつの間にか下の名前であだ名を付けられる程に何回も会っている。しかし、諸事情のため7月1日で移動しなければならないことを今日聞いた。最終的な報告が定まらないまま、感謝と共に報告できないことに悔しさを覚える。それでも、その人は、僕の将来が楽しみだと言ってくれた。その言葉を現実に映し出していきたいと思えたし、そうした豊かな期待に心からの感謝を告げて、お別れをした。
22日
土曜日は街に人が繰り出している分、学校は閑散としている。いつもの図書館も酸素の量が多いのを感じるし、混み合っているトレーニングセンターもとても風通しがいい。
特段どこかに出かける予定はないが、こうした休日の過ごし方もヘルシーに思える。
出かける予定がないのは、背中を押す人がいないだけ。
23日
いつものランニングコースを走る。
勝手にコースと呼んでいるだけで、ただの公道ことには違いない。
自宅の周辺で走りやすいコースを模索し続けて、現在では落ち着きを見せている。川沿いに走れば、どこで折り返すかで悩むし、大通りで信号で引っかかってしまう。
今走るコースは、再開発が進んでいて、きれいな歩道が整備されている。しかし、商業施設や住宅環境が整えれば、人通りも増え大変賑やかになるだろう。
となれば、僕もまたランニングコースを探すために、走り回るのだろう。
ドタバタ日記 2024年1024日
Tune of the One weeks / 今週の一枚
・COASTLINE bedroom ver / name the night