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15日
テスト期間が迫っていることを知らせるように、多くの人が図書館で各々作業をしていた。もちろん、僕もそのうちの1人で試験勉強と並行して作業を進める。たまにテストに関する作業の方が先行してしまう時がある。よっぽど試験勉強に嫌気が差したのだろうか。逃げるように喜んでレポートの作成やテスト勉強を行う。


16日
眼鏡の鼻の部分の修理をしてもらうため、この眼鏡の購入店へ行く。もともとついていた鼻パットの素材の影響で汚れが起きてしまうらしい。よく見ると僕の眼鏡にもその現象が表れていた。あまり気にならなかったが、こうして認識させられると、この鼻パットにネガティブな感情しか抱けなくなってしまった。
眼鏡店なのだから、多くの眼鏡が陳列されている。修理時間に試しに着けては鏡の往復をしている。返ってきた僕の眼鏡を見返して、こう思う。お前がが優勝だ。と。


17日
今年に入って、仲間との会話がだんだんと勉強の進捗とかなんとかが増えてきた気がする。もちろん俺も気になるわけで情報交換に混ざる。話はだんだんと勉強に対する愚痴になってきて、なんなんだよこいつはよー!と教科書のほっぺを両手で叩いている。
そんな会話がどこか楽しかったりする。作業に追われている中での、幸福がきっとあるのだと思う。よっぽど健康的ではなくなるが。


18日
最後の授業では、グループワークが行われていた。適当に座った席だから、はじめまして、お茶でも行きましょうか。というところから始めなくてはならない。なぜかカジュアルスーツを着た人と典型的な学生と僕。何が始まってしまうのだろう。想像以上に。いや、想定外にテーマに対する思考が煮詰まる内容であった。カジュアルスーツを着こなすだけはあるなと、拍手と初めに二度見したことを許してほしい。
もう少し話をしたかったが、終わると同時に会釈だけして去ってしまった。


19日
最低6時間勉強が身体にようやく浸透し始めた。初めは抵抗もあったが、こうしてみると当たり前のように脳みそが回転する。思考が凝り固まってしまうのは危険なことではあるが、仲間と話すことで解放出来ているのだと思う。僕一人では、ここまでたどり着けなかった。身体に悪いものの代表例として、たばこが挙げられるが、本当に害となるものは、孤独なんだと思う。それに比べたら、たばこはよっぽど健康的に思えてしまう。


20日
冷蔵庫を漁ると、3日前に食べたカレーの残りが発見された。呼吸を確認するが、息がない。心拍もなければ脈もない。呼びかけにも応答しないのだから、急いで応急処置をする。800wの手術室へ運び出す。
4分後、終わりの合図とともに扉を開けると、湯気が僕の顔を襲った。アッチアッチと漏らしながらテーブルへ。どうか、安全であってくれ。そう願いながら、白米と食べる。僕は、作ったその日のカレーが好きだ。


21日
午後から仲間らと今後について会議をした。1つのことに対して、これだけ話せることがそもそもすごいことであって、やりがいを感じる。時間は倍速されたかのように過ぎていく。どうか実のある時間、許された時間であってほしい。
机に向かっていると無性にラーメンが食べたくなる時がある。1人で食べてもいいのだけど、どうせなら誰かと食べたいと珍しくそう思える日であった。突発的に地元の友人と食べに行くことに。僕の暇を共有してくれたことに感謝をしている。

ラーメンという食べ物は、いつ食べても良いのだけど、すごく疲れた時や脳みそが凍ったとき、身体が凝り固まったときにこそ、ラーメンの本性を発揮するのだと思う。今日は、なんだかそんな気分。


2024年1月21日 ドタバタ日記


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