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ドタバタ日記 10/14-20
14日
後輩らと足を伸ばしてラーメン屋に向かう。どうやらレビュー数も高く人気なようで、昼過ぎに到着しても行列になっていた。入る前から漂う油の匂いは、危険信号を発信していて脳みそでは確かにそれを感じていた。しかし、脳みそと胃は同じ身体で共存していても相反する者同士であって、20分近く待って入店する。油がしつこいものを食べれば、血糖値がスパークして眠くなるし、胃の調子もよろしくなくなる。それでも、定期的にジャンキーなものを欲するのは、生と死の境界線をフラフラと塗り替えては、生を実感するのだろう。
15日
論文に取り掛かると、文章の筆記がどうにも語り口調気味になってしまう。論文と言えば、論理的に文章を構成していって、冷静で落ち着いた雰囲気を感じられるものだ。しかし、僕の場合は、語ってしまうような空気になってしまい、訂正を受ける。おそらく、この日記の弊害なのだろう。
16日
人とのコミュニケーションは、時間的質量と感覚的質量と勝手にそれっぽく名付けてみる。前者は、会う回数であったり、会話の回数によってその人専用のコミュニケーションだったり、そのコミュニティに適合した身振り口調を生み出し形作っていく。一方、後者は、いわゆる飲み会の場によって空間的コミュニティの外部での一度の会話でフィーリングによって生み出されていくものになる。手っ取り早いのは、感覚的質量がもたらす人となりでの判断であるが、だんだんと相手のことが知れてくる時間が生み出す質量も喜ばしいものがある。
17日
もう通い慣れ過ぎた大学は、上下ジャージで行ける程になった。私服であったとしてもなるべく機能性を維持したいと思うが、構内には私服でオシャレそうな服を着ている人が多い。そうゆう人たちは、大体複数人で同じ授業やお昼を共にしている。ただ、僕の友人らは授業を取る必要がそもそもなく、大学にも用事はない。上下ジャージで一人昼食を食べていると後ろから指を刺されているような気分になるが、何も気にすることはない。服装は自由だし、きっと周りの人よりは年上に違いない。
だから、悲しみや哀れみとかではなく、年上の人に敬う気持ちを持ってほしい。
18日
アルバイト先のテナントに「ミス〇ードーナツ」があるのを見つけた。そのときはちょうど休憩中であったため、迷わずゴールデンチョコレートを購入した。食べにくさ上位に入る商品だが、僕にとって一番美味い。
従業員割引を使うつもりではなかったが、首から下げたスタッフ証の紐だけを見て、数十円安くしてもらった。服の下にスタッフ証を隠したつもりだが、その店員は良い目を持っている。
19日
忙しい時には、コーヒーが身に染みる。自分で豆を挽いてドリップするときもあれば、今日のように休憩中にテイクアウトでコーヒーをもらっていくこともある。だんだんとHOTの季節にもなってきてより胃や脳みそに染みわたる。ただ、缶コーヒーの味は缶でしか生み出せないあの味は、不思議で今日もぐっすり寝る。
20日
親しい友人と恩師とで食べに行くことになった。友人とは、どうでもよさそうな会話を会うたびに重ねているが、恩師交えての食事は久しぶりの機会になった。月日が経てば、それぞれの環境も変わってきて、その環境に驚いたり、同時に時の速さに目を覆いたくなる。高校生の時に出会った時と、今とでは、こんなに背が低かったかと色々思い出すこととなった。不思議なコミュニティではあるが、こうして繋がりを持ち続けていることに感謝をしたい。この素敵な想いは、膝の下に詰め込んで帰宅する。
ドタバタ日記 2024/10/23
Tune of the One weeks / 今週の一枚
・Live By The Sea / Gotch JJJ YeYe