セルフネグレクトかもしれない

自分を大切にできる子が良い男と結婚できている気がする。

私は若い時に結婚している。
こんな私と結婚してくれるのはこの人しかいないかも、
専業主婦になりたいし、
という気持ちで結婚してしまった。

思えば夫は私を見下していて私を大事にはしてくれていなかったと思う。

大事にされているかも!と思ったことも思い返せば夫が夫のためにやっていたことだった。
そう思うと夫のいいところって普通に働いているところだなーなんて友達に漏らしたら大人なので働くことは当たり前です。当たり前にことをしているだけなので良いところではない。と言われた。
父が私が実家を出るまで無職だったので働いている人はすっごい!という認識でいた。

結婚する前から友達にその人はやめておきな。それは立派なモラハラだよ。
って散々言われてたのに盲目になっていたので友達の意見を聞き入れなかった私が悪い。モラハラの洗脳が解けた今となって後悔している。あの時に戻れるなら絶対結婚しないのに。
友達がやめな、と言ったことは聞き入れた方がいい。これは絶対。
同じく我が母も友達にそいつはやめなと散々言われていたのに結婚して数十年ずっと後悔している。

アラサーの今になってやっと同級生の結婚ラッシュなのだがちゃんと相手を選んだんだな。という感じがしてしまう。
仲の良い友達は本当に理想的なパートナーと入籍した。
驚いたのは飲みの席で友達のグラスが空になりそうになったとき、友達の夫は
「飲み物足りてる?次なにか飲みたいのある?」
と聞いていたことだ。

私の夫はそういうのを全く出来ない人なので気遣いができる良い人だな、こういう人がシゴデキってやつじゃんね。
と思った。

良い男と結婚できた友達たちは口々に言う。
「私を大事にできない男はいらない。」

私は自分が粗末に扱われたとき、すぐに気付けない。
でも彼女たちは瞬時にわかるんだ。すごいな。どうしてだろう。
って思ったんだけどなんか最近分かったかも。

自己肯定感を高めに育てられた子は自分の大事さを知っているのだ。

私は可愛い以外で親に褒められることはなかったし、運動会で頑張っても他の子を褒めてた。勉強は苦手だったからもちろん褒めてもらえない。
母も無職のモンスター父を抱えつつ子供3人育てることは容易ではなかったと思う。だから上手く子育てできなかったのかも。
残念なことに私と上の弟は失敗作と親から言われちゃってる。
だったらもうちょっと上手く作ってくれよ

でも顔は可愛い可愛いと育ててもらえたおかげで自分のビジュアルに対する自信は凄まじくある。
外見だけ自己肯定感高め。
見知らぬ人に可愛いね、と言われてももう言われ慣れすぎて全く心に響かない。
この前、初対面の人に言われた。全然嬉しそうじゃないね。って。
いやまぁ嬉しいですけどもうここまでくると私が可愛くないわけない、ってくらいのところまで来てるんですよね、と思ったが口には出さないでおいた。

でも自分自身を大切にするのは苦手だ。
大切にされたことがないからね。

打ちながら思ったんだけど多分大切にしてくれる人に違和感覚えてしまうのかも。
雪山に置き去りにされたり妊婦でつわりが辛くてご飯作れないのに夜中にコンビニ行ってこいって言われたり更につわりが辛いのにタバコを目の前で吸うのをやめてくれなくてそれだけはやめてと言ったとき、お前がこの家から出ていけば済む話だろうと言われたり自分で道間違えたくせにお前のせいでこうなったと怒鳴られたりこっちのほうが子供の頃に環境に酷く似ていて本当に嫌だったはずなのに慣れてるからそういう方に身を置いてしまうのかもしれないね。

あー残念。
セルフネグレクトみたいなものだろうか。

顔しか取り柄がなくてすみませんでした。


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