株は売り時と、その時の心の持ち方が鍵! 『美達大和の株教室』 (その4)


<新刊発売中です>

拙著、発売されました。


無私無欲に果敢に生きた男女10人の物語です。
志の尊さ、純粋さを味わい、自らの生き方の参考にして下さい。
アマゾンの書評欄に感想を書いてくれたらありがたいです!よろしく!

美達大和

<本文>

(9月14日記)

今回のテーマは、「個別銘柄の売買、特に売り方について」です。
新NISA、8月の買い付けデータが出ました。
8月は前月に比べて、国内個別株への投資が30%も増えています。
8月5日の大暴落につき、悲観ではなく、「やった!バーゲンセールだ!」と喜んで買った人が増えたからです。
金額にして2835億円と、5カ月ぶりの高水準でした。
NISAは例年、1月の買い付けが最多で、その後は減少する傾向があります。
8月5日は日本史上最大の4400円以上の下落となりましたが、長期投資する人にとって大チャンスとなったのです。
本来、株は借金してやるものではないのに、私が「借金してでも買い!」としたのは、またとないチャンスだったからでした。

買い付け銘柄のトップは、
トヨタ 122億円 前月比2.2倍
以下、
三菱UFJ 114億円 同3.0倍
NTT 99億円 同プラス13%
JT 75億円 同2.2倍
三菱商事 56億円 同2.5倍
でした。

対して、海外株の買い付けは前月比28%減の286億円、投信は同14%減の4855億円です。
円高が進むと円ベースでの海外株の資産価値は目減りするので、合理的な行動です。
証券業界では、投資経験がある人ほど今回の暴落で買いに走った、と発表していますが同感です。
キャリアは長いけど、びっくり、がっかりした人は、大いに反省して下さい。そんなことでは名人になれません。
初心者の中には、「やっぱり株は危ない」と、やめた人も多くいましたが、無知は気の毒です。

日本の個別株に最も多く投資したのは53~64歳の高齢層で33%でした。ベテランですね。
対して28~36歳の若年層は、外国株投信に投資した人が34%で、日本個別株は27%でした。
円高傾向になると海外株の資産価値は目減りしますが、それ以上の成長力があればカバーできます。

ここから先は

3,058字
書評、偉人伝、小説、時事解説、コメント返信などを週に6本投稿します。面白く、タメになるものをお届けすべく、張り切って書いています。

書評や、その時々のトピックス、政治、国際情勢、歴史、経済などの記事を他ブログ(http://blog.livedoor.jp/mitats…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?