9月29日付手紙より返信。それと、「今回の総裁選と今後の展望、投資」について。


<今回の総裁選と今後の展望、投資>

総裁選、誠に残念な結果でした、日本と国民にとっては。
就任の会見で気付いた人もいるでしょうが、石破は「俺様は、こんなに知ってるんだぜ!」の幼稚な思考と、くどい性分なので、「結局、何が言いたいんだ」「どっちなんだ」と不快にさせます。
この人は覚悟がないので、少しの批判で変節します。
その点では岸田と同じです。

今回、高市さんがリードしたと伝わると、午後に株は大きく上昇し、円安に3円も進み、株式市場の好感が表れていました。
ところが、市場が終わってから石破の当選が決まると、大証の「日経平均先物」が、なんと2300円も暴落し、円も一気に3円の円高となったのです。
いかに失望されたか、わかります。
株式市場は暗雲がかかりました。
その理由は、この経済オンチが、法人税増税、金融所得へのさらなる課税、日銀の利上げ容認、財政均衡主義で、財務省のポチ2号だからです。
どれもアベノミクスの否定です。
25日に、岸田に「岸田総理の経済路線は継承致します。どうか支援を頼みます」と本人が連絡してますが、それは口先だけで、引き締めに拍車をかける気です。
批判が多ければ、心変わりしますが。

今回の鍵は岸田でした。
こいつが、自分の政策を否定される高市さんを嫌って、本来は「敵」の菅さんについたのです。
単に岸田政治を否定されたくないという己の私欲が主で、次に「高市嫌い」で、日本の進路を変えました。
茂木は土壇場で麻生さんに説得されて戻りましたが、岸田は麻生さんの説得に対し、「選択肢は広くしています」と答え、石破に走ったのです。
石破は1回目の議員票がわずか46票で、党員票も高市さんに負けました。
しかし、本選では岸田の動き、つまり宏池会と、高市さんの人望のなさにより、逆転できたのです。

石破のアジア版NATOは、偉大な安倍さんのクアッドを認めたくない、もっと高いレベルのものを、というものですが、不可能です。
親中国の国が多いのにできるはずがなく、この愚か者は空理空論ばかり唱えています。
日米地位協定の見直しも、アメリカからすれば同盟を弱くするもので、「てめえで防衛もできない癖に何を言ってんだ!」が本音です。
早速、前国防次官補のコルビーが、「日本はそれなら防衛費を対GDP比3%にして、自主防衛力を強化せよ」とXに投稿しています。
全く、現実を見ていないバカです、石破は。

ここから先は

2,321字
書評、偉人伝、小説、時事解説、コメント返信などを週に6本投稿します。面白く、タメになるものをお届けすべく、張り切って書いています。

書評や、その時々のトピックス、政治、国際情勢、歴史、経済などの記事を他ブログ(http://blog.livedoor.jp/mitats…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?