宇宙開発は安全保障なのだ! 『雑感113 宇宙開発と日本のSLIM(スリム)』
<新刊発売のお知らせ>
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12月9日発売予定です。
明治の偉人・女傑10人の伝記、生き方の手本としても使えます。
師走に胸と血を熱くする一冊です。
大人買いして、お歳暮として配るのにも最適!?なのでよろしく!
美達大和
<本文>
(3月23日記)
今回のテーマは、「宇宙開発と日本の現状について」です。
本年2024年1月20日、「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」が、日本の無人探査機として「初めて」月面着陸に成功しました。
無人探査機の月面着陸は、旧ソ連、アメリカ、中国、インドに続いて5カ国目でした。皆さんの中には、「えっ、インドが先なの!?」という人もいるでしょうが、先なのです。
それでも、今回、JAXAの月探査機の「SLIM」は、目標地点から誤差100メートル以内という、極めて高いレベルのピンポイント着陸に挑戦しています。
他国の探査機の着陸精度が目標地点から「十数キロ」以内なので、日本の挑戦レベルがいかに高いものだったか、知っといて下さい。
着陸は一発勝負です。
JAXA宇宙科学研究所の國中均所長は会見で、「ぎりぎり合格の60点とさせて頂きたい」と語りましたが、着陸直前、2基のメインエンジンのうち1基が脱落するトラブルで、機体が予定とは異なる姿勢で着陸したからでした。
そのため、太陽光電池パネルが太陽光を受けられない状況になり、活動の縮小が予想されます。
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