『フィスト・ダンス』 第165回「椿町での修行」
<新刊発売のお知らせ>
拙著、来週から発売です。
無私無欲に果敢に生きた男女10人の物語です。
志の尊さ、純粋さを味わい、自らの生き方の参考にして下さい。
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美達大和
<購読方法のお知らせ>
読者の皆さま
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管理人B
<本文>
<強さを求めることに限界はない>
オイルショックで節電となり、歓楽街のネオンは午前0時で消えるようになり、満艦飾のようだった椿町も暗い町と化していた。
その一角に、翔太、マーボ、トミー、丈次の4人がいた。裏通りには連れ込み旅館や、ヤクザの事務所、ヤクザ、飲食店関係者の入居するマンションが林立していた。
翔太たちはいつもそこで、大人、主にチンピラヤクザを相手に武者修行をしていたのだ。
チンピラといえどもヤクザ、アウトローである以上、ルールのない喧嘩である。
カッとなって見境がなくなるまでの時間がおそろしく短い連中でもあった。
その時は毛ほども気にしていなかったが、あとから思うとリスキーな修行である。それだからこそ、身に着けたことも多かった。
初めは翔太一人で始めた椿町の修行も、マーボとトミーが加えてくれとなり、丈次までやりたいと懇願するので4人となっている。
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1,765字
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