自分のメモが「分からない!」となる理由
後で思い出せるようにメモを取る。
忘れないためにアウトプットしておこう。
そういった理由でメモを取っている方が多いと思います。
しかし、いざ必要なタイミングになって見返してみると・・・・
分からない・・・!!
なんだこの単語・・・なんでここでコレが出てくるの!?
え~と、ここが重要だと思ったから書いたんだよな・・・なんでだっけ?
となってしまうことが多い方への記事となります。
今までなんとなくでメモを取っている方がいるとしたら、
そこから意識を変えていきましょう!
メモを見るのは誰?
何を書いているか分からないという方は、
ここを勘違いしている方がほとんどです。
もしかしたら、あなたも勘違いしているかもしれませんね?
ハッキリ言いますが、メモを見るのは『他人』です!!
いや、自分自身じゃん・・・。と思った方は、意識を変えてください。
そう思っているからこそ、見ても分からないメモを取っているのですよ!!
未来の自分は、もはや他人です。
記憶喪失になっているくらいの他人です。
ん?イメージできないです?
それなら、こうイメージしましょう!
何も分からない『後輩』のために、メモを渡そうとしている。
会議に参加できなかった『先輩』のために、メモを渡そうとしている。
どうでしょうか?
今書いているメモ・・・そのまま渡せますか?
メモの粒度を知ろう
メモを取ると一言で言っても
どう取ってもよいと言うわけではありません。
例えば、ここまでの記事を読んでメモを取ってみたとしましょう。
「メモを取る 未来の自分は他人 メモをそのまま渡す」
これはかなり粒度が粗いですよね?
少なくとも私はこれで思い出せる気は・・・しませんね笑
メモに書いてある情報というのは、点なのです。
その点の数を『粒度』と言っても良いでしょう。
そして、その『点と点を線で結ぶ』という行為が
『メモを読み解く』ということです。
どんなメモにもスタートとゴールは存在します。
何も知らないというスタートから
理解しているというゴールへ向かうということですね。
粒度が粗いと、
線を結ぼうにも次の点の方向が分からず進むことができません。
思った以上に視点って狭いものです。
粒度が細かくなっているメモは、
視野が狭くても次の点が見えるくらいの距離感に
点が配置されているようなものです。
どうでしょうか?
あなたの中でのイメージが湧いてきたでしょうか?
メモは見せるために書く
ここまで読んでいて、気付いている方も多いと思います。
メモは何も考えず書いてしまうと、
見ても何も分からないものになってしまいます。
例えメモでも『読み手』を意識しながら書くということは重要です。
では、『読み手』を意識して書くとはどういうことなのでしょうか。
それは、
あなたが分かっていること、当たり前のことを省略しない
ということです。
例えば、サッカーを知っている人が
「シュートはインサイドの方が良い。
トゥーだとスピードは出るが、コントロールに難がある。」
と書いたとします。
さて、これをサッカーを知らない人が読んだら
『シュート』って何ですか?
『インサイド』って?
『トゥー』って何?
なんて質問攻めにあいそうですね・・・笑
このメモを読む人は知らないことなのでは?
主語や目的語が抜けて、別の意味に取れるような書き方になってないか?
と、『読み手』を意識するだけでも
メモの書き方が変わってくるとは思いませんか?
理解するにはメモをまとめろ
ここで少しだけ脱線します。
が、おそらくこの記事を読んでいる人には知りたいことだと思います。
メモを取ってるんだけど、頭に入ってこないんです。
うまく理解できなくて、質問されても答えられないんです。
そういうあなたに必要なのは、メモをまとめることです。
そして理解できないのは、自分の言葉にできていないからに他なりません。
メモを取ってるときには、
聞いた言葉をそのまま書くということが多いと思います。
しかし、自分の言葉ではないため、理解には及びません・・・。
だからこそ、一度取ったメモを
『自分の言葉』でまとめ直してみてください。
これはどういうことなのか?
なぜ?どうしてこの内容になるのか?
自分の中でしっくり来る言葉に書き換えるなら何になるのか?
そう考えながらまとめてみてください。
その行為そのものが『理解する』ために必要なことですよ。
さいごに
さて、ここまで話を展開してきた訳ですが、
最後に大きな注意点があります。
『初めからうまくメモを取れない』ということです。
何度も何度も繰り返すことで、少しずつできるようになるのです。
それに初めからうまくできるのなら、今あなたが困っていないはずです。
どうか諦めずに挑戦してください。
そして、なぜうまくいかないのかを考えてほしいなと思っています。
誰かに相談してみるというのも有効な手ですよ。
このメモを中身が分かるか読んでみてほしい、とか。
誰もいないというのならば、それが私でも構いません。
少しでもこの記事があなたの力になれば、幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿者:みたむー(Twitter)
2019年11月からプログラマとして日々奮闘中。
アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、好きに全力です。