
最高の自己満足。
今年の3月を最後に、ずっとお休みしていたアートキャンプ。
11月末(11/30-12/1)に開催することを決めました。
そして、同時に、終わらせることも。
本当は春も夏もする予定だったけど、アートキャンプをしている理由が分からなくなったとか、運営がいなくて、とか、色んな理由をつけて先延ばしにしていた。
ずっと、怖かったのかな、なんて思う。
最近、アートキャンプをどうしてやっているのか、何を誰に届けたいのかを考えていた。
社会にどう届けていきたいとか、どう未来に繋げていくかとか、これからアートキャンプをどうしていくのか。
頑張って言語化しようとしたけど、
全部違和感があった。
アートキャンプは哲学的なイベントだ。
その分自由度が高い。
だからこそ、その時届けたい相手に届くように作っているし、毎回テーマを変えている。
「好き、それで十分。」
「記憶を彩る。」
「自分をほどく。」など。
もう今回で5回目になるけど、毎回ゼロから作り直している感覚。
つまり、アートキャンプは作品だ。
ひとつひとつが、そのとき、その場にいた人と一緒に作った作品。
「描きたくなったから絵を描く、叫びたくなったから表現する。」と一緒。
最高の自己満足イベントだ。
でも、そんな自己満足で、
誰かが前に進むきっかけになるなら、
生きていて良かったと自分を抱きしめられるきっかけになるなら、
こんなに幸せなことってない。
だからこそ、アートキャンプにしか届けられないもの、私たちにしか作れない世界を考えていきたいと思う。
アートキャンプをしている時の私はきっとやたちゃんじゃなくて、やたのどかだ。
これからのアートキャンプは、
3ヶ月に1回とか期間を決めるんじゃなくて、
たった1人、
あなたにだけは届いて欲しい、
あなたに届けたい
という人ができた時にすることにする。
「怖かったから出来なかった」も多分あるけど、
アートキャンプをおやすみしていた期間は、本当に届けたい人を探すための期間だったんじゃないかな。
絵と一緒。手紙と一緒。
ね、だからさ、ずるずる続かせることを、終わらすことにするよ。
アートキャンプ#5は
11/30-12/1に兵庫の川西でやります。
大切で頼もしすぎる仲間達と一緒に宝物みたいな時間を届けます。
まだリリースできてないんやけど、もし気になってくれている方がいたら、予定空けてて貰えたら嬉しいな。
私はあなたと一緒に作品を作りたい。
やたのどか