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東大理三合格を目指して、見つけた良い勉強法・悪い勉強法/【感情拡散型】新ライター・近藤汰一の自己紹介!

こんにちは!東大生ライターの近藤です。

今回は、前回の合格体験記の続きで、実際に自分がやってよかった・イマイチだった勉強法を中心にお伝えしていきます。

前回の記事をまだお読みでない方は、まずこちらからご覧ください!!

やってよかった勉強法・戦略

まずは、僕が受験に上手くいったなと思ったポイント、そしてこうすればもっとよかったのに、と思うポイントをご紹介します。

理3を目指して勉強した

僕は高1の時、ドン引きされるような理論を思いつきました。それは、

「志望校がどこであれ、理3に受かるための勉強量をこなそう」

というものでした。日本一の学力をつけることを目標にすればどんなことも怖くない、ということです。

そして結果的には、「まだまだ自分の知らない世界を知りたい」という理由で高2の後半から東大を志すようになり、実際に東大メインの勉強を高3になってやるようになりました。

もちろんここでも理3に受かるだけの点数が取れるように努力を続けています。本心では、理1でもいいかなと思うこともあったのですが、理3に受かろうという気概を持てば理1が「簡単」に思えるはずだと思って勉強しました。

文系は科類間の差がそこまでないですが、理系であれば、理1や理2の内容に興味を持っていても理3を第一志望にしてみることを僕は強くお薦めします。やるべき勉強は変わらないので、どうせ勉強するなら上を見続けて勉強してほしいです。これは、東大志望でない人でも同じようなことが言えると思います。つまり、勉強を始める段階では、とにかく高い目標を立ててみてほしいということです。

細かい志望校や学部・科類を決めるのは共通テストが終わってからで、そのときに自分の成績を客観的に考えつつ、自分が本当にやりたいことのできる場所に出願する、というスタイルで構わないと思います。

桜木先生も、まずは高みを目指して努力してほしいからこそ、こうやって常に生徒を焚きつけるのでしょう。

自分なりのやり方を模索した

僕は往復4時間以上かけて中学高校に通っていました。そのことを時々ネガティブに考えることもありましたが、だんだん「遠いからこそできる勉強法がある」と考えるようになりました。これも僕の一つの個性だから、それを生かして自分にしかできないやり方でやってみようと思うようになったんです。

家が遠いということ以外にも、例えばMARVELシリーズが好きならそれの英語版を見てみる、YouTubeを見て過ごすのが好きなら英語を使っているチャンネルを積極的に見てみるなど、自分の個性に合った勉強法は必ず存在すると思います。だからこそ、自分なりのやり方を試行錯誤して見つけてみてほしいです。そうすることで、きっと勉強自体が楽しくなるはずです。

私立を受けて受験慣れしていた

多分これは人によると思うので、あくまで持論ですが、僕は「受験慣れ」も必要なのかなと考えています。

模試と異なり、本試験では「非日常」な状況が訪れます。例えば、試験30分前に試験準備を始めなければならないこと、試験会場が遠い場合移動中にコンディションを整えねばならないこと、試験会場の独特の雰囲気。試験監督の醸し出すオーラ……などです。

こうしたことに備えて、普段経験できない空間の体験をしておくのは、僕は合理的なものかなと思っています。

「東大一本」「第一志望に絞って受験べき」ということをやたら押してくる人も多いですが、大事なことはそういった人の考えにすぐに流されないことです。自分の特徴を一番知っているのは自分自身なので、自分にとってどちらがピッタリ合うのかを考えてから選択するようにしましょう。

字を丁寧に書くようになった

僕がこの受験を通して最も意識が変わったことは、なるべく字を丁寧に書くようにしたということです。

入試の採点者は僕たちの顔は一切分かりません。受験者がどんな人であるかは、答案に書いた文字を通してしか理解されないのです。答案は、採点者との唯一のコミュニケーション手段です。

答案用紙に書く内容は東大をはじめとする大学の先生方に「見ていただいている」ものであるということをしっかり意識すると、なんだか丁寧に書くべきだと思いませんか?

成績の良い人に限って字が汚かったりするので、自分が丁寧に書いていると伝わる程度に丁寧に書く方がいいと思います。お勧めは0.3mmのシャーペンを使うことです。細いシャーペンは字が潰れたりしないので、それだけでも割と綺麗に見えます。また、特に東大の記述問題は枠の小さい解答用紙に書かないといけませんが、細い芯を使うとたくさん書けるので、そういった意味でもおすすめです。

よくなかった姿勢

公正に自己評価できなかった

僕が共通テストで失敗して、最終的に理3を諦めざるを得なかった理由は、公正に自己評価できなかったという自分の中での甘さが原因になっていると思いました。

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