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【習慣が人をつくる】スキマ時間勉強のすすめ


みなさん、こんにちは!
ドラゴン桜noteマガジン編集長の青戸一之です。

いよいよ受験シーズンも佳境に入ってきました。

受験生の人なら、これから本番まではもう時間との勝負であるため、少しでも勉強の効率を上げたいところでしょう。

受験生でなくとも、普段は部活や習い事などで忙しい人なら、なかなかまとまった勉強時間が取りにくいことが多いと思います。

そこで活用したいのが、今回紹介する「スキマ時間を活用した勉強法」です。

このスキマ時間の活用は、あらゆる人にオススメしたいものです。

つい口癖のように「なかなか勉強時間がない」と言いたくなりますが、日常生活の中で勉強に使える時間は、実は意外と存在しています。

たとえば、昨日のみなさんの一日の過ごし方を振り返ってみてください。

移動時間、食事のあと、寝る前など、どこかでダラダラしたりボーッと過ごしたりして、ムダにしてしまった時間がありませんでしたか?

それが1日のトータルでたった10分だとしても、積み重ねれば1カ月で約5時間(300分)、1年間で60時間もの量になります。

「習慣が人を作る」といいますが、まさにこのスキマ時間を活用して勉強できるかどうかが、最終的に大きな差を生むのです。

『ドラゴン桜2』でも、習慣の大切さを描いているシーンがありましたね。

いかがでしょうか。

習慣の差が、そのまま結果になって表れるということでしたね。

私は受験指導を15年以上やっていますが、歯を磨くように勉強できるマラソンタイプの人が受験で強いのは本当です。

ただ、あまり勉強の習慣がない人であれば、いきなり机に2時間も3時間も座って集中するのは難しいものですよね。

そういった場合でも、スキマ時間の勉強であれば短い時間なので集中しやすく、習慣化にはオススメです。

また、「なかなか勉強する時間がない」と口にする人でも、1日の過ごし方を振り返ってスキマ時間をかき集めてみると、合計で1時間かそれ以上になることもあるのです。

ということで、ここからは

・勉強に活用できるスキマ時間の種類
・スキマ時間での具体的な勉強法

の2点について、詳しく解説していきます。

取り入れられそうなものはどんどん試して、習慣化につなげていきましょう!


・勉強に活用できるスキマ時間の種類

まずは普段の生活の中で、どんなスキマ時間があるかを整理してみましょう。

おそらくパッと浮かぶのは、電車やバスなどの移動時間や、食事の支度(外食を含む)ができるまでの時間、マンガにあったような寝る前のタイミングなどではないでしょうか。

こういった時間は「勉強に使おう」という意識がないと、ダラダラとスマホを触ったりボーッと過ごしてしまいがちですよね。

後で詳しく述べますが、このような「机の上に座っていなくても勉強できる時間」をうまく活用すると、暗記系の勉強と思考系の勉強のメリハリがつけやすくなって効率が上がります。

また、学校の中であれば、学校に着いてからホームルームが始まるまでのちょっとした時間や、授業の開始時間に先生が来るのが遅れている時の待ち時間など、ほんの1、2分でも使えるタイミングはあるはずです。

授業の合間の休憩時間も使えないことはないですが、頭と体を休めたり、次の授業への準備するための時間でもあるので、そこは状況に応じてといったところでしょうか。

また、家にいる時なら、トイレやお風呂の時間も勉強に活用できます。

人が1日にトイレに行く回数は平均して5、6回といわれていますが、たとえばトイレでちょっとした暗記の復習に1分取り組むだけでも、1日で合計5分かそれ以上になります。

お風呂での勉強はのぼせないよう注意しなければいけませんが、ぬるめのお湯に半身浴でゆっくり浸かりながらであれば、勉強に活用できます。

参考書を読んだり勉強系の動画を見たりと、トイレよりも少し長い時間をかけた内容の勉強ができるでしょう。

最近ではふやけない素材の紙でできている、お風呂で読む用の参考書もあったりします。

私が受験生の時は、このトイレやお風呂での勉強が大好きで、合計で毎日30分程度はやっていました。

「トイレに行ったらこれをやる」、「お風呂に入っている間はこれを読む」と決めていたので、勉強のスイッチが自然と入ります。

気分転換にもなり、どこか机の上よりも集中できる感覚があったので、私にとっては貴重な勉強時間でした。

この他にも、以前にこのドラゴン桜noteマガジンの記事で紹介した、松島かれんさんの勉強法もあります。

松島さんは全身に暗記事項を書いて、ちょっとした時間があればそれを見て復習に努めていました。

また、家のあちこちのドアに暗記すべき内容をメモした紙を貼っておいて、それを10回口に出して言わないと開けられないというルールを課して、勉強していたそうです。

冒頭のマンガにもあったように、こういった小さな積み重ねが松島さんを東大合格に導いたのでしょう。

ここに書いた例を参考にしながら、みなさんも普段の生活の中でどれくらい勉強に使えるスキマ時間があるか、一度振り返って整理してみてください。


・スキマ時間での具体的な勉強法

では次に、スキマ時間でどんな勉強ができるかについて解説していきましょう。

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