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弁別保全型におすすめ!試験1ヶ月・1週間・1日前の過ごし方!

共通テストを受験された方、お疲れさまでした!!

受験生の方は、一山越えて、あと残すは私大の個別試験や国公立の二次試験だけ、という状態になったはず。

そこで今回は、「試験1ヶ月・1週間・1日前の過ごし方」についてです!

今まさに受験生という人はもちろん、来年以降受験を考えている人にとっても、直前期の過ごし方の参考になるはず。ぜひお読み下さい!

①1ヶ月前の過ごし方:ひたすら演習・復習

共通テストが終わった今、第一志望や併願校の過去問以上に重要なものはありません。

自分が受験する大学の過去問を集めて、どんどん解いていきましょう。

過去問演習が重要だとあちこちで言われている理由は、過去問演習こそ最も「合理的」な手段だからです。

過去問とは、その名の通りその大学が過去の出題した問題。全く同じ問題が出ることはなかなかないですが、試験で問われる内容の傾向自体は変わりません。

例えば東大の文系数学なら、微積分・整数・図形と方程式・確率はほとんどの年で出題されています。また、三角関数の定義を問うてくるなど、受験生の多くが「わかったつもり」になりやすいところを出題することがあるのもポイントです。

このような、大学ごと・科目ごとの試験の傾向をつかんでいれば、今まで積み上げてきた知識を無駄にすることなく、本番の答案で発揮することができるのです。

では、過去問演習を進めるのが前提として、どう進めればいいか?

まず、自分ですでに計画を立てて、それが上手く進んでいる人。

こういう人は全く問題ありません。そのまま進めて下さい。今まで僕が書いた計画の立て方も、参考にしてもらえたら嬉しいです!

簡単に復習すると、「現状把握→理想との距離認識→やるべきことの明確化」というサイクルを回すことが大事ですね。

続いて、いまいち計画通り進んでいない人。

この人は、「むやみやたらに解きまくる」という状態にならないように気をつけましょう。

過去問の重要性は既述のとおりですが、だからといって解く数が多ければ多いほどいい、というわけではありません。

なぜなら、「問題を解いた」ということと、「理解した」ということは違うからです。

問題を解いて、解説を読んでわかった気になるのは簡単です。しかし、次またその問題を解いたとき、完璧な解答を作れますか?

意外にできないという人が多いのではないでしょうか。当たり前ですが、試験会場では「模範解答」や「解説」を読むことはできません。

自分の頭の中で完全に再現できて、はじめてその問題を「卒業」してよいという意識を持ちましょう。さらに言えば、そのレベルまで行ってはじめて過去問の傾向をつかむことができます。

ざっと問題集を見て「この分野がたくさん出ているな」と判断するだけでは、直前期としては不十分です。計算量の多少、記述答案を書くときに使える便利ワードの存在、英作文の典型フレーズを使える場面・使える場面の判別などは、自分でじっくり復習してみて初めて分かることだと思います。

ここまでしっかり復習するためにはかなりの時間がかかります。必然的に、あと1ヶ月だけで解ける過去問の数も少なくなるでしょう。

しかし、焦る必要はありません。わかった気になった25年分より、完全に理解した5年分のほうがよほど価値があります。

僕自身、現役生の頃はとにかく数をこなそうとして、ほとんど復習をせずにどんどん問題を進めていました。その結果、最後の1ヶ月で10年分ほどの過去問を解くことができましたが、正直印象に残っていた問題はほとんどなかったです。

全く同じ問題が出るなら、「とりあえず見た」レベルも十分役立つでしょう。しかし前述のとおり、そういう事はあまりありません。

浪人時代は、この反省から、「しっかり復習する」ことを強く意識するようになりました。問題を見た瞬間に解答の骨組みが浮かぶレベルまで復習すると、その大学の傾向が見えてくるんですよね。

そこまでやるつもりで、あと1ヶ月を過ごしてみて下さい。

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②1週間前の過ごし方:本番に合わせる

1週間前に重要なのは、「生活リズムなどを本番に合わせる」ということです。

ここまで積み上げてきたものを本番で発揮するためには、体調等を含めたコンディションを整える必要があります。

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