コスパで選んだVICTUSでえらい目にあった
2024年3月、デスクトップパソコンを久しぶりに買いました。
それまでは2018年に買ったiMac 27inchを使っていましたが、さすがにいろいろとトラブルが増えてきたのです。
決定打となったのは、起動がとにかく遅くなったこと。
外付けSSDにOSを入れるという応急処置でごまかしていたものの、
OSのアップデートができなくなったりとかして、もう限界かなと。
久しぶりの母艦買い替えなので、悩みぬいた結果、
おもにSTEAMでゲームをやってみたいという理由から、
ゲーミングPCを買うことにしました。
私はゲームは操作が下手な上に、進まないとすぐ飽きるので、
そんなハイスペックなパソコンは必要なし。
王道はマウスコンピューターやドスパラかしらと思ったけれども、
あまりに無骨で大きな躯体に気が進まず、
スタイリッシュでコスパもよかった、hpのVICTUSを買ったのです。
スペックは、CPUがcore i7-13700F、メモリ16GB（なぜか拡張不可）、
ストレージ 512GB SSD＋2TB HHD、グラボGeForce RTX 4060Ti。
キーボードもマウスもゲーム用コントローラーもゲーミングヘッドフォンも
ついておりました。おとく！
せっかくのゲーミングPCだから、ゲーム配信とかちょっとした
動画作成とかできたら楽しそうだなと思い、
オーディオインターフェースとしてYAMAHAのAG03 MK2を購入。
わくわくしながら、PCが届くのを待っていました。
そして、いよいよ接続。
おや？なんかおかしいぞ。オーディオインターフェースを経由して
つないだスピーカーから、めちゃくちゃ音が途切れて出てくる。
そう。一部界隈で有名なOMEN YAMAHA相性問題にぶち当たったのです。
接続自体が途切れているので、もちろん、録音もブッチブチです。
hpのサポートセンターに問い合わせて、いろいろと試した（特に電源回り）のですが、一向に改善せず。
Twitterなども見てみると、改善したという報告は皆無。
こりゃだめだなと思い、買ったばかりのオーディオインターフェースを売却しました。
ちなみに、サポートセンターの話によると、ほかに相性が悪いという
報告があったのはMOTU。うちにあったRolandのオーディオインターフェースもだめだったので、この辺りはダメだと思う。
完全に心が折れたので、しばらくはUSB接続のコンデンサマイクなどで
お茶を濁していたけれど、４か月が経過して、ようやくチャレンジする
勇気がわいてきた。
Twitterで唯一、大丈夫だったという噂のFocusrite Scarlett solo 3.0。
一つ前のバージョンなので、あんまり売ってない。
いろいろ探してようやくプレミア価格じゃない新品を見つけたのでゲット。
これは大丈夫だろうと、モニタースピーカーも新調しました。
PreSonusのEris 3.5 2nd GEN。なんとなくプレソナスに信頼感あり。
YouTubeでスピーカー比較とかいろいろ見たけど、2万以下でバランスの良い
音だなと感じたのがこれだったので。
到着したFocusriteを接続し、さっそく録音テスト。
問題なく録音できてる！
スピーカーも接続して、再生テスト。こちらも問題なし！
さすがにイヤホンジャック直指しより、音もいい！気がする！
やったーやったー！
そしてしばらくして気づきました。
あれ？ なんか、音、ときどきザリッザリッって、ノイズ混じってない？
そう、完全に問題なし、ではなかったのだ・・・
そして、Focusriteのサポートに問い合わせて、教えてもらった方法
バッファサイズを上げる（マックスにしてる）とか、
Windowsの設定をサウンド向けにするとか、
試すだけ試して、ノイズ70％削減（体感値）まで、たどり着いた気がする。
あとはもう、スピーカーから距離をとって、気づきにくくするとか。
スピーカーが耳より下にあるとノイズが聞こえやすい気がするので、
10センチほどかさ上げ（発泡スチロールブロックが大活躍）したりとか。
なんとか、そんな感じです。
まずは快適に聞こえるような状態を作りたかったんだけど、
なんだかなあ・・・
ああ、iMacはよかったなあ。
ディスプレイもきれいだし、スピーカーだって決して悪くなかった。
ゲーミングPCだからと24インチのフルHDにしたけど、
やっぱつぶつぶ感があるし、そもそもWindowsってアイコンとか
ガッタガタじゃない？ドットが荒いというか。
ずっとWindows派だったのになあ。
なんかもう、めんどくさいなって思ってしまった。
というわけで、ようやく、録音ができる状態となったわけですが、
肝心のマイクがない。
いや、マイクはある（借り物）けど卓上のスタンドがない。
次はこれだな。