Takahiro Inoue
TASCとは Traders of the area supporting the challenge 地域が何かに飲み込まれていくような感覚。 地域から何かが突然なくなるような不安。 それでも地域を愛する勇気。 建築士×コミュニティカフェ×デジタル工房 10年に及ぶ試行錯誤、その先に描く新たな地域とは。 TASCが描く社会 人と人は信用と信頼を確認し合いながら生きています。 黄色い三角形に注目下さい。 信用と信頼が薄れていくと、それを埋め合わせる何かが必要になります。
2024年1月8日 12年前の辰年に始めた僕なりの挑戦を一度終えることにしました。 半年前にお伝えしましたので、この半年間でたくさんの懐かしい方とまた時間を共にすることもできましたし、これまでの事や、これからの思いなどもお聞きする事が出来て嬉しかったです。また、閉じてしまうならばと勇気を振り絞って新しい事にチャレンジしてくれた方、これまでとは違ったカタチで営業してみたり、わざわざ里帰り企画をしてくれた卒業生の皆さん。 最終営業日のことはSNSに記しましたが、 最後の卒業
お知らせ この度、2012年1月8日にオープンしましたCommunityCafé FunFactoryを、2024年1月8日をもって閉じる方向で約半年を進めて行く結論に至りました。 驚いちゃうかもしれないですが、なぜ【このタイミングで】そして なぜ【閉じる方向で】なのか? まず一つに、長期的に何かご利用を考えて頂いている方にご迷惑をお掛けしない様に早めにお知らせする事にしました。 二つ目は、12年も想いを込めて運営して来た事を突然閉めるのではなく、穏やかにゆっくり始め
この言葉に尽きます。 12年です。よく営業を続けて来ました。 気持ちを繋げて来ました。 そして想いや人が本当にたくさん繋がった! まずは 共に歩んで来た気持ちを別々にまとめてる 暁子さんへ。 意味も分からず始めた事を、時々イヤになって僕が投げだす期間を、 そして今回もだけど急展開する色々にお付き合い頂き感謝しています。 きっとみなさんも感じていると思いますが、夫婦というより戦友、全く真逆な意見になることも多く、きっと今回の事への視点もそれぞれなんだと思って別々に書いたり
ここからは、私の言葉でお知らせします。 驚かれるかと思いますが、 『みんなでシェアするカフェ』FunFactoryは、2024.1.8にその運営を終了することといたしました。 え?半年後どうなるの?って思いますよね。 正直、どうなるのか今は未定なんです。今からの半年間に可能性を探っていきたいと思っています。もし新しいなにかが始まるのならそれはうれしいことです。 ここ数年は(有)ミタキとして、次にやらなければならないことを少しずつ準備しています。 『建築』に加えてあ
お世話になったすべての方へ、一年大変お世話になりありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いします。2023年は新たに始める事のある年です。これから新たに出会う方も多いのではと楽しみに2023年を迎えたいと思います。 2022年は「木質化」の一年でした。2021年はコロナ禍で移動販売やマルシェなどが多くなる状況に合わせて、あいち認証材を用いた木製バイキングテントを企画・製作しました。 これを原田さとみさんに見つけて頂き、色んなイベントの木質化をお手伝いさせて頂き、そ
好きな人、嫌いな人、 良い人、悪い人、 助かる人、めんどくさい人、 優しい人、厳しい人、 背中を押す人、足を引っ張る人、 警察と犯罪者 医者と患者 監督と選手 親方と弟子 経営者と従業員、 年上と年下 先輩と後輩 どんな立場であれ関係性であれ、 理解とその先にある凹凸感 埋めてあげることもあるし、 埋めてもらうこともある。 この先どんなに人口が増えても、 どれだけ多様性が広がっても、 ほんのひとかけらの尊敬と感謝を関係性の 中に見つけられると信じています。 たとえ世界
大きい < 小さい いつしかそんな時代になっていた。 大きすぎると見えない事ばかりで、 小さいという中に見える本質 前と後ろ 前を向いて、他人(ヒト)の背中を見て、 それを追い抜き、また何かを追い求める。 それ以外を「うしろむき」と言った。 そうだろうか? 後ろを向いて歩かないと辿り着かない国があると描いたドイツの童話作家。 後ろを向いて歩くとはこんな事ではないだろうか? 後ろを向いて歩けば、後をついてくる仲間(ヒト) の顔が見える。対話ができる。 前を歩く
何て事ない、誰も気付いていない、しいては本人も気付いていない。圧縮されて生まれる岩石の中の宝石の様に、今の時代に圧縮され心の奥にある原石を心を砕き発見する事。 これをインキュベーションと思うし、 FunFactoryを通してこの事に挑んでいたいと思う。 あまりにも市場しか見ない宝石商が多すぎる。もっとよく見たら足元に原石落ちてるのに。少しだけ殻を砕いてあげたらいいのに、バカにしないで話を聞いてあげればいいのに、もっと言えば売れるか売れないか何て関係なく、新しい市場を作って
この度、コミュニティカフェFunFactoryでのポップアップ営業から、実店舗での開業へ進まれる「Salon de thé égal」さん。 エガルさんの意味は「平等」。 ご夫婦で営まれるお店は、お茶を奥様が、お菓子をご主人が、それぞれの道で追求してきた知識と技を持ち寄り助け合う茶室と販売の二つ空間があり、その関係性を表しておられます。 ステキな表現だなあと最初に聞いた時から思っていたのですが、 その理由はミタキが考えるまちづくりも同じだからです。 みんなが平等な関係性の中
バイキングテントと呼ばれるテントの型があります。その歴史は今リサーチ中ですが、その形を見ると、木を使った造船技術から派生したであろう事が想像できる。 時は2020年代を迎えようとした時、 愛知では植樹際が行われ、戦後の木材利用の乱高下を経て成熟した山の木々を「さあ使おう!」そんな機運が高まり出した。 そんな時に、山の方から聞いた言葉が印象的だった。 「これが最後。ここでダメになったらもう次はない。」 間も無く、業界の組合、建築士、関係者による都市における木材の活用に
劇場型 もうご存知の方も多いだろう3S政策。 SCREEN SPORTS SEX を与える事で。。。 clubhouseが賑やかですが、 SPORTS、SEXが止まり、人々は画面すら離れようとしているのかもしれません。 いよいよ長きに渡って行われてきた政策が終焉を迎えます。 奇しくも日本オリンピックが開催されようがされまいがそのスタートになりそうです。 決してそれぞれが悪いことではありません。 それぞれを媒体として人をコントロールしようという背景に問題があるわけ
あるフェアトレード農家さんとの会話の中で、「これからは消費者が一番弱くなりますね。」 何気ない会話の中で自然と出た言葉ではあったけど、僕自身がその言葉をずっと頭に抱えて、外に出せずにいた言葉だったので、思わず「そうだよね〜」と大きなリアクションをしてしまいました。 高度成長、消費社会、物質社会・・ 何と評して良いかは分からないけど、戦後以降しか知らないけど、消費者はモンスターと呼ばれるまでになってしまった。そんな事に疑問を持ったことに想いは始まった。 商店主とお客様の関係
風の向きが変わった。 後ろからの風の時代と読み解いた。 少し解像度を上げてみる。 新幹線の駅のプラットホームで通過する新幹線が連れてきた風に体を動かされた事はないだろうか? これまでの時代、同じ風を受けるというと手を取り合って、誰も遅れないように、みんなで追い風をキャッチしよう! そんなイメージだった様にも思うし、 今でもそんな優しさを信じたいかもしれない。 時代が動いた時、みんなが動きを止められた時、それは一緒に立ち止まることを意味し、優しさは慰めに変わる。 そ
今日は成人式 平成という時代に育ち、令和以降に活躍する世代には強い心で大変な時代を切り拓いて行って欲しいと願います。 オールドメディア、ニューメディア、共にその信頼を失う事態が続いています。 これらが扱う「情報」こそ「風」で特にニューメディアが創っていく世界が「風の時代」、そう思っていた人も多いと思います。 どうやら今回のことで、その考えは間違っていたと気づきました。本当の風は他にある。 そして、これから吹いて来る。 どうやっても追いつかない、止められないGAFAMはそ
明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 2020年は丸っと一年間ずっと何が真実(又はリアル)で何が虚偽(又はバーチャル)なのかを考えていた様に思います。 そこに存在する人物の姿はリアルであっても人物像は虚偽であったり。 人物はバーチャルでも(リアルでお会いしてなくても)話す内容が真実と思えたり。 多次元化とか言いますが、現実世界の中にもう一つレイヤーが増えたような感覚を実感した人は多かったのではないでしょうか? そして年末にも書きましたが、