パラグアイ紹介〜ニャンドゥティ編〜
こんにちは!
ミタイ基金インターン生の服部翼です。
パラグアイ紹介最後の記事は、パラグアイの伝統工芸品、ニャンドゥティの紹介です。
ミタイ基金ではパラグアイ農村部に住む女性が作成したニャンドゥティのフェアトレードでの買い付けを行っています。買い付けをしたニャンドゥティは大学祭や国際協力系のイベントなど、さまざまな場所で販売しています。
ニャンドゥティとは
ニャンドゥティとはパラグアイ先住民族の言語であるグアラニー語で「蜘蛛の巣」を意味しており、パラグアイの女性たちの間で受け継がれてきた伝統的な刺繍のことを指します。
昨年にはニャンドゥティが無形文化国家遺産に指定され、ニャンドゥティは、パラグアイ人のアイデンティティとしてより強いものとなりました!
https://www.ip.gov.py/ip/cultura-declara-al-encaje-nanduti-como-patrimonio-nacional-cultural-inmaterial/
パラグアイの人たちのアイデンティティの一部となっているニャンドゥティですが、全て手作業で制作されるため一つ一つが完成するのに時間がかかります。また完成して販売する際に仲買人に安く買い取られてしまうことがあるという問題もあり、利益が得にくいということから、作り手が減少しています。
ミタイ基金では、作り手さんが制作に費やした時間や、作品の価値に見合った価格で買いとることで、作り手さんの生活保証をしています。
また、日本で販売して得た利益はミタイの活動資金として役立てています。
学生部の活動
ミタイ基金では、活動に協力してくれている学生たちがニャンドゥティの買い付けやイベントでの販売を行っています。
毎年夏休みに行われるパラグアイ渡航の際に市場調査とニャンドゥティの買い付けを学生自身が行い、作品の質を向上するため、作り手さんとの意見交換も行っています。
こちらはグリセルダさん。
ミタイ基金で直接取引をしていただいている作り手さんのひとりです。
旦那さんが経営しているパン工場を手伝いながらニャンドゥティを作成しています。
パラグアイ市場
パラグアイのイベントでニャンドゥティが売られている様子
市場で売られているニャンドゥティを見ると、ニャンドゥティ単体で販売するだけでなく、額縁に入れるなどの工夫がされています。
学生部によるイベントでの販売
協力隊祭り、グローバルフェスタJAPAN、渡航報告会などのイベントでは学生たちが、買い付けたニャンドゥティの販売を行っています。
通常のニャンドゥティにはS〜LLまでの4種類があり、
そのほかにもピアスやキーホルダー、栞などを販売しています。
ピアス用のニャンドゥティ
2019年の協力隊祭りの様子
販売後
売り上げはミタイ基金での活動資金として活用させていただいています。
学生部のインスタグラムではニャンドゥティの飾り方など、ニャンドゥティについての情報を発信しています!
リンクはこちらです。ぜひチェックしてみてください!
また現在、学生部ではニャンドゥティのオンライン販売を企画しています。
色鮮やかなニャンドゥティでお部屋にアクセントをつけてみませんか?
大切な人へのプレゼントにもぴったりです!
販売が決まりましたら告知するので、ぜひチェックしてください!
文責:服部翼
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