ユリア・ミシマノフスカ

ショパンは目に入れたら痛いに違いないが可愛い。 フランツ・カフカ、テオドルス・ファン・…

ユリア・ミシマノフスカ

ショパンは目に入れたら痛いに違いないが可愛い。 フランツ・カフカ、テオドルス・ファン・ゴッホを推す。 推しの死亡率100%だけど私は元気です。

マガジン

  • 書きたいことを書く。

    ショパン以外の推しについての記事、エッセイ的な記事等はこちらに置きます。

  • ショパン家へようこそ!

    推しであるショパンの家族について嗅ぎまわります。 間違い等判明した場合は追記していきます。

  • ショパンについてゆるく書く。

    ポケットにおさまるショパンを目指します。

  • ショパン友人帳

    ショパンの交友関係を明らかにしてゆく欲望の書。

  • 埼玉ショパン同好会

    • 6本

    「ピアノの詩人」と呼ばれる1800年代前半に活躍した音楽家、 フレデリック・ショパン愛に狂った2人が、 ショパンの魅力をほんの少しでも伝えようと、 様々な角度からショパンを語った濃度の高いショパン本。 まとめて同人誌として印刷、販売しておりますが、ひとつだけ読みたい…という方にも気軽に読んでいただけるように、記事1本ずつご購入いただけます♬︎♡ 読めばあなたもショパンなしではいられなくなる… ことを願っております。

最近の記事

  • 固定された記事

ショパンの手紙催促・文句集めました

「ピアノの詩人」フリデリク・ショパン(1810~1849)が14歳~16歳頃の手紙の中で、友人に手紙の返信を催促している部分を選び、抜き出して訳してみた。 ショパンに関する知識、クラシック音楽に関する知識がゼロでも問題なく楽しめると思うので、そういった方も読み進めてみて欲しい。 1824年8月19日 ヴィルヘルム・コルベルク宛(手紙の最初の部分で)親愛なるヴィルシ! 君が僕を覚えていてくれたことはありがたい、しかしだ、一方では、僕にあんな中途半端な手紙を書いて寄越して、本当

    • 無限モルカーで夏休みを。

      そもそもモルカーとは 羊毛フェルトで作られているモルカー(モルモット+車)たちが主役のストップモーションのアニメーション。監督は見里朝希氏。全12話が入ったDVD/Blu-ray好評発売中!!! オフィシャルサイト(見てね!) https://molcar-anime.com/ そして「無限モルカー」とは 先月発売されたモルカーのDVDについている機能の名前だが、読んで字のごとく、全12話のモルカーをひたすらに繰り返す。ひとつひとつの話が短いから全部再生しても30分ちょっと

      • ショパン家へようこそ!1:エミリア・ショパン

        推しの家族の情報は必修科目 久しぶりの記事になってしまった。推しであるフリデリク・ショパンの友人を探る試みはいくつかこなしてみたが、家族については必修科目であるが故になかなか手が出せないでいた。しかし、今これを書いている4月10日は、ショパン家の末娘、エミリアの命日である。誕生日じゃないのか、というツッコミはさておき、ようやく家族の調査に手をつけてみたのでお付き合いいただけたらと思う。 エミリア・ショパン(Emilia Chopin) 1812年11月9日ワルシャワ生/18

        • +2

          ショパンのお誕生日

        • 固定された記事

        ショパンの手紙催促・文句集めました

        マガジン

        • 書きたいことを書く。
          3本
        • ショパン家へようこそ!
          1本
        • ショパンについてゆるく書く。
          11本
        • ショパン友人帳
          5本
        • 埼玉ショパン同好会
          6本

        記事

          ショパン友人帳5:コンスタンティ・プルシャク

          久しぶりの友人調査 前回の記事から随分と時間が経ってしまった。断じてショパン活動を怠っていたわけではない。今回調査したい友人はショパンの数多い親友の一人、コンスタンティ・プルシャクだ。 コンスタンティ・ヤン・ユゼフ・イェジー・プルシャク(Konstanty Jan Józef Jerzy Pruszak) 1808年3月1日ワルシャワ/1852年11月1日同地 愛称:コストゥシ、コット、コチョ 何よりもまず  3月1日生まれ?フリデリクと同じじゃないか!フリデリクの誕生日

          ショパン友人帳5:コンスタンティ・プルシャク

          最近noteを書いてませんが、書きたい気持ちはあります!今書いているシリーズと別に、新しい記事も書いてみたくて…と思いつつなかなか定まらないですが( ˊᵕˋ ;)💦

          最近noteを書いてませんが、書きたい気持ちはあります!今書いているシリーズと別に、新しい記事も書いてみたくて…と思いつつなかなか定まらないですが( ˊᵕˋ ;)💦

          ショパン友人帳4:エウスタヒー・マリルスキ

          気ままにショパンの人間関係を探る 前回の「ショパン友人帳」の投稿から少し空いてしまったが、今回もフリデリク・ショパンにどんな友人がいたのか明らかにしていこうと思う。今回ご紹介する友人は、フリデリクの親友としてとても有名というわけではないが、欠かせない人物、ショパンファンは感謝しなければならない人物だ。 アントニ・エウスタヒー・ユゼフ・マリルスキ(Antoni Eustachy Józef Marylski) 1804年ロズラズウフ/1871年8月4日ジュウヴィン 初めて気

          ショパン友人帳4:エウスタヒー・マリルスキ

          フランツ・カフカがひっそり産まれたよ

          !注意! お恥ずかしいことに私はカフカについて全く詳しくありません! 専門的なお話はしません!オタクのお気持ち表明です。 なんでも許せる方や、「カフカ?知らん。」「名前くらいしか知らん。」「虫の人?」という方でお願い致します……。 いつもはショパンショパンと騒いでいるが、今日はつい最近推すことに決めたフランツ・カフカについてしゃべろうかと思う。今日7月3日はカフカのお誕生日なのだ。 とりあえず簡単なプロフィールから。 フランツ・カフカ(Franz Kafka)1883.7

          フランツ・カフカがひっそり産まれたよ

          ショパン友人帳3:ドミニク・ジェヴァノフスキ

          教えてくれショパンの人間関係 フリデリク・ショパンの友人について、何人かは名前くらい挙げられるとは思うが、まだまだまだまだ知識が足りない筆者が、記事を公開するという負荷をかけて、何より自分のためにちょっと詳しい友人帳を作る……そんな試みももう3回目となった。今回は、フリデリクの人生の中の楽しい記憶として、また彼の音楽を形成していく上で重要な経験を与えてくれた「シャファルニャでの夏休み」の重要人物だ。 ドミニク・ヤン・ヘンリク・ジェヴァノフスキ(Dominik Jan Hen

          ショパン友人帳3:ドミニク・ジェヴァノフスキ

          ショパン友人帳2:ヴィルヘルム・コルベルク

          知りたいショパンの人間関係 フリデリク・ショパンのモンペである筆者がショパンの交友関係をギラギラと調べるシリーズ第2弾。今回ご紹介するのは、ワルシャワっ子のおぼっちゃん。なぜ今回この人物なのかというと、誕生日も命日も6月だったからである。 ヴィルヘルム・カロル・アドルフ・コルベルク(Wilhelm Karol Adolf Kolberg) 1807年6月13日ワルシャワ生/1877年6月4日ワルシャワ没 愛称:ヴィルシ 2人の出会い  1820年、ヴィルヘルムが一家でカ

          ショパン友人帳2:ヴィルヘルム・コルベルク

          推しの展覧会『ショパン 200年の肖像』に行ってきました。

          私の推しについてFryderyk Franciszek Chopin (ポーランド語表記フリデリク・フランチシェク・ショペン)  Frédéric François Chopin (フランス語表記フレデリック・フランソワ・ショパン) 1810年~1849年 ポーランド生まれのピアニスト、作曲家、ピアノ教師。結核で39歳の若さで亡くなる。ちょっとワガママで毒舌で神経質。瘦せっぽちで病弱。甘いものが好き。多分犬派だが、自身は限りなく猫っぽい。 筆者の推し。人生を狂わされた。 推

          推しの展覧会『ショパン 200年の肖像』に行ってきました。

          ショパンの手紙、可愛い♡を集めました

          「ピアノの詩人」フリデリク・ショパン(1810~1849) 手紙に関する前回の記事「ショパンの手紙催促・文句集めました」で、ショパンの自由人さを見つめてみたので、今回は視点を変えて、「かわいいな」と思えるような部分を1825年~1827年の書簡の中から血眼になって探した。 今回も、ショパンはおろか、クラシック音楽の知識は全く必要ないので、気軽に読んでみていただきたい。 なお、訳の他に、「いいね!」を添えて解説を試みた。 1825年9月 ヤン・マトゥシンスキ宛(最後の部分)

          ショパンの手紙、可愛い♡を集めました

          ショパン友人帳1:ヤン・ビャウォブウォツキ

          気になるショパンの友人関係 ショパンのモンペなので、ショパンがどんな友人と付き合っていたか気になる。そこで、ショパンと親しくしていた人物を一人ずつ調べていくことにした。今回は10代のショパンに暑苦しいまでに愛されたこの人。 ヤン・ビャウォブウォツキ(Jan  Białobłocki)1805年ソコウォーヴォ生/1828年3月31年ソコウォーヴォ没 愛称:ヤシ、ヤショ、ヤシェク ショパンとの出会い  ヤンは1816年から1823年にワルシャワ高校に在学していたが、実家のソコ

          ショパン友人帳1:ヤン・ビャウォブウォツキ

          手紙~拝啓19世紀の君へ

          人様の手紙を読むという背徳感への誘い 手紙は、ショパンという人間を知るのに最高のアイテムで、「かわいい!」「おもしろい!」と思ってもらえるに違いないエピソードなども盛りだくさんなので是非とも読んでハマっていただきたいのだが、39年の短い生涯とはいえ、メールも電話もない時代に生きたショパンが残した手紙の数はそこそこ多く(それでも筆不精の方なのだ)、現在出版されている書簡集は「ちょっとショパンに興味があるな」という方が購入するには値が張るし、何より全部読むのが面倒になってしまうか

          ¥100

          手紙~拝啓19世紀の君へ

          ¥100

          葬リストの野望

          ジャン=ジャック・エーゲルディンゲル著『ショパンの響き』より「リストによるショパンの演奏会批評 ショパンを葬り去ったリスト、その見事な一撃―証拠資料から」への反撃 恐る恐る手にした書物…… 2018年某日、筆者は今回取り上げる論文が掲載された書籍、「ショパンの響き」を買おうか迷っていた。 著者のジャン=ジャック・エーゲルディンゲル氏といえばショパンファンにとっては欠かせない存在で、彼の著作「弟子からみたショパン(2005年初版)」や今回のテーマとなる文章が含まれる「ショパン

          ¥100

          葬リストの野望

          ¥100

          細かすぎるけど伝わって欲しいショパン(誕生~4、5歳)

          初めに クラシック音楽の知識を身に着けようと時代順にバッハ、モーツァルト…と伝記を読んでいた時期に、ショパンを可愛いと思ってしまい、ショパン関連の書籍を漁り始めた。  そんな偏った自分が、少しでも多くの方にショパンを知っていただこうと思い、このシリーズを始めることにした。題して「細かすぎるけど伝わってほしいショパン」。通常の伝記にはあまり書かれない情報もどんどん盛り込もうと思っている。ショパンをよく知らないという方にも、そこそこ知っているという方にも、等しくいるかいらぬか分か

          ¥100

          細かすぎるけど伝わって欲しいショパン(誕生~4、5歳)

          ¥100