へたっぴエッセイ『努力中毒?依存症?』
自分のこと?
と思うようなショッキングな言葉だ。
努力と我慢は
「よく頑張ったね。」
「よく頑張ってるね。」
「えらいね。」
「すごいよ。」
と言われる(褒められる)行動だ。
考えてみた。
病気なのか。
治るのか。
日本人には多いのではないだろうか。
それとも時代だろうか。
小学校の卒業アルバムの寄せ書きに「努力」と書いた。
努力は美徳の時代だった。
それが依存症で中毒だったなんて。
障がいのある子どもを育てて23年。
自分の時間を割いて、
子どもの為に頑張っていると自負している。
その為に心を病むこともあった。
大人になってきたら、
母親だけでは背負いきれないと思うこともある。
これを努力と言うのかはわからないが、
努力と頑張るは、似ているよな。
頑張っていることが、
勉強や仕事や人間関係や恋愛が、
子育てになっただけなんじゃないか。
無理して母でいる自分に、
酔っているとも言えるのかもしれない。
子育てに関して、努力しても解決はない。
どうしようもないことも多い。
だけど、やり続ける。
「努力」というより、
もう「反射」のようにやっている。
時代背景や性格もあるだろうが、
子どもの頃に刷り込まれたものは、
なかなか変えられない。
ただ、今は、自分に起こりうる事象は、
「運」であり「縁」であると思っている。
そこで努力が必要なら、すればいいし、
必要ないなら、しなければいい。
周りに惑わされない選択をすればいい。
ただ、持って生まれた性格と言うより、
性質は変わらないと思う。
だから治らないかもしれないな。
でもやっぱり
いつか帰る時がきたら
「これまで、よく頑張ったね。」
と言われたいな。
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