ビーナイスと本づくり協会会報誌vol.8
2023年も年末となってしまいました…。noteは一ヶ月近く、触ることが出来ませんでした。ワタクシ達の仕事は秋からダイアリー製作があり、学生の学位記ケースなどを作るなど来年の3月まではスケジュールがいっぱいになります。
会社経営は社会情勢の変化もあり、本当に厳しく、毎日毎日、お見積交渉し、準備費を先にいれてもらうなど、やりくりしながら走る一年間でしたが、スタッフにもお客様にも本当にたくさん助けてもらい、今日まで存続が叶いました。毎日がスリリングですが、なんとみなさんが美篶堂を信じて応援してくださることかと、毎日感動しています。
そうした、美篶堂の製本仕事や、経営仕事を乗り越えて、一般社団法人本づくり協会では12月27日から
2024年本づくり学校の募集を開始しました。
本づくりハウスに足をお運びくださる方々は、このスペースがとても良い、作業に集中出来る。と言っていただけます。
この場所で出来るだけながく、本づくりの勉強やイベントを楽しんでもらいたいです。
先日、本づくり協会理事でもある、ビーナイス、杉田龍彦さんが本づくりハウスに立ち寄ってくださいました。井上奈奈さんの特装版の打ち合わせのためです。
あわせて、本づくり協会や本づくりハウス運営のこともお話ししました。
杉田さんはアスリートのように全国を動きまわり、本のイベントに参加して、作った本だけでなく、私たちの会報誌『Book Arts and Crafts』も一緒に旅に連れて行ってくださいます。
コロナ禍の打撃がひどかったので、運営について、クラウドファンディングチャレンジについて、毎回相談しますが、他の仕事に影響がでそうなくらい、労力がかかるのが目に見えています。二人でお話しする時は大体止められます。それは、冷静でありがたい眼差しです。
少し前までは、他に方法がないのではないかと思って焦っていました。今も状況は変わりませんが、一般社団法人となり3年目に入り、ようやく目指していたかたちに、有機的に動きだしたのか?と、感じられるようになってきました。(まだ予感、なのですが。)
私も杉田さんのようにビュンビュン動いて、職務を果たしているうちに、健やかに経営が成り立つよう、精進します。
この号では次に、ほしおさなえさんにもインタビューしました。そのことも後ほど記します。