父は膵臓癌末期〜第二章〜
父親は膵臓がんになり約2年2ヶ月になります。
先生はこれだけ生きられる事は素晴らしい事、しかし余命ではこの春と宣告されました。
暫くは元気で食欲もありました。
しかし、酸素濃度も低く、肺に水が溜まったりもして何度か入院はしていました。
父はその度にお家に帰って生活をしていました。
今回は慢性硬膜下血腫の手術をしました。
父から個室だったので電話もでき「今どうなってるのかわからない、おかしい」とかかってきたりもしていました。
急性硬膜下出血になるかもしれないとも..
ふと鳥山明さんの事を思い出しました。
歩行などもできるかは本人次第でどうなるかはわからない、とも言われました。
それを聞いて癌の事もあり、どうなるのか心配でした。
家にはもう帰って来られないのかもしれないと思っていました。
もう出かける計画もしていたのに、それもできないのかな?とも思いました。
そして手術が無事終わり、それだけでも安心しました。
そして暫くは排尿も排便も薬の加減で下痢になりオムツをしていました。
少し落ち着きリハビリをして歩行練習も頑張っていた様です。
もう駄目なのかと思っていたのですが、父の生きる力は凄い!と思いました。
歩きたい、行きたい、食べたい、帰りたい、物凄く意欲がある事が素晴らしい事だと思いました。
脳の事はまた繰り返すかもしれないと言う事が不安ですが、今日リハビリもしてしっかりと歩行も出来て退院する事ができました。
まだ癌が小さくなったわけではありませんが、とりあえず無事お家に帰って来れました。
次は抗がん剤の事などもどうするかを考えないといけません。
肺にも転移して少し大きくなっている様です。
今度癌の方の主治医ともお話しする予定です。
読んで頂きありがとうございます。
これからも父の様子を記します。
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