国語の成績を上げる!!その5(自信を失くす魔法をかけないで)
お久しぶりです、ミスミです。
前回の記事から大分時間が空きました。
2月の入試を終えて一段落し、これから新学年、という矢先にコロナ騒ぎで塾がお休みになってしまったところも多いですね。
私としては、これは入試には近くなかったためにあまり影響はないと思っています。
お子さまによっては遊んでしまったかもしれませんが、また学校や授業が再開したときにしっかりとペースを戻せばいいのです。
前置きが長くなりましたが、ようやく最後のテーマに入ります。実はこの問題が一番、国語が苦手な子を生んでしまう原因だと思ってます。
国語のできない子は、基本的に自信がないのです。
ではなぜ自信がないのか。
それは、親御さんのせいが殆どなのです。
子供は一番、親御さんの言葉を鵜呑みにします。
私が知っている子で、小学5年生で、漢字や知識が出来るのに偏差値が低い子で、記述があと少し頑張れば伸びそうだと言ったところ、その子は頑なに
「僕は国語が出来ないんです。いつだってママがそう言うんです」
と言ったのです。
私からすれば、他の同学年のこの中で着目点もしっかりしていて、コツさえ教えたらもっも出来ると思っているのに、そして授業でも実力がついてきたのにそう言うんです。
私はその子に、お母さんの魔法にかかってはいけないよ、と話しました。
その後、その子は私からの話をお母様に話し、一度お電話で深く説明をしました。
私の話を聞いてから、そういうマイナスな発言をしないでいるうちに、その子はだんだん自信をつけて点数が取れるようになりました。
テストで点が取れないから、単に国語が出来ない。
それを毎日毎日言われたら、大人でもいやになりますよね。
先程の子は、他の科目は出来ていて国語が出来ない子でした。
圧倒的に他の科目と差があると、子供はそれを意識してしまうあまりに、成績がよくてもカンニングをしたり、直すときに間違いを消ゴムで消して痕跡を無くしてしまうというような行動に走る子もいます。
だから、親御さんの、「あなたは国語ができない」という発言は極力しない方がいいのです。
ここまでのテーマで上げたように、国語には細かく必要とされる要素があります。(これまでの記事をお読みください)
そういったひとつひとつをクリアするだけで、点は取れるようになるのです。
また、総合的に学習が苦手な子にも、知識をしっかりとおさえつつ、点をとれるようなコツを覚えると、国語は楽しく出来る科目に変わります。
理科や社会ほど、覚えることは多くありませんし、本気でその場で頑張るだけで点数が取れる楽な科目が国語なんだ、と私は子供さんによく話しています。
まだ来年の受験までは時間があります。もしできたら、今の時期は漢字や慣用句など語彙を増やすといいと思います。
これからは、もっと個別のケースを想定して色々話していけたらと思います。
お子さんのご相談なども伺えますのでお気軽にお問い合わせください。
それではお読みいただきありがとうございました。
少しでも役に立つと思われましたら、拡散などしていただけたら幸いです。
ありがとうございました!