人生の意味と、隠された人生のルールブック。なぜ私達は苦しむのか。

私達の人生の喜びとは何でしょうか。

贅沢や称賛でしょうか。
どうやら、それだけでは人は喜びを得ることができないようです。

人は受動的に得るだけでは本当の喜びを得られないのです。

困難を乗り越えた達成感や、自分の意志を持って能動的に何かを得た時に
本当の喜びを得ることができます。

想像して下さい。

もしも
この世界に何の困難もなかったら…
何かを得る喜びや達成感がなかったら

きっととても味気ないことでしょう。

たとえば
ただ歩いているだけで全く敵のでてこないＲＰＧ
吸い込まれるように必ずストライクのボーリング
勝手にホールインワンするゴルフ
どんな答えを書いても満点のテスト…

人がこの世界に生まれてくるのは
課題を乗り越える達成感や
成長することを楽しむためかもしれませんね。

様々なことを自分の力で乗り越え
成長、成功することや、欲しいものを手に入れられることが
人に喜びを与えてくれるのですね。

しかし、そうやって
自分の人生を自分の力で生きている中で、なんとも言えない苦しみを味わったり、成功していても心が苦しくて仕方がなくて喜べないことがあります。

成功者なのに心を病んでしまったり、家族を失うなどの困難に見舞われ、苦しむ時があります。

目の前の課題を
どうしても超えられない壁のように感じる時もあります。

それは、無意識のうちに「自分自身の人生」を生きていない時です。

私達は、自分自身の価値観に従って人生を歩むことで幸せを見つけることができますが、そうではない時、困難だと感じ苦しむのです。

私達は、親や社会の影響を受けて
無意識に他人の期待に応えることに慣れてしまっています。

あなたの人生をあなたの価値観で生きていないのです。

渡された「親の価値観」や「社会の価値観」というルールブックに従って
「村人Ａになる方法」
「中途半端に終わる方法」
「皆と同じを大切にして人目を気にして生きる方法」
「よくわからないけど褒められる方法」
などを実践しているのかもしれません。

これではつまらないですし、もっと成長したい思いや、成功や成熟を良しとすることができなくなってしまいます。

苦しいですよね。

自分自身の心の声に耳を傾け、自分の幸せのために生きることが大切なのです。

「自分はどう思っているの？」
「本当にそれは私のしあわせなの？」
「苦しみや悲しみをひとりで抱えていない？」
と問いかけてみましょう。

自分で気が付き自分で変えなければ
自分の人生は変わっていきません。

どうしてこんな家に生まれてしまったのかとか
毒親のせいだとかいう前に
自分がそのルールから飛び出してみる覚悟や
「幸せになる覚悟」を決めることが必要です。

何が幸せなのかは誰にもわかりません。
誰にもあなたの幸せは止められません。

それは親子であってもです。
ひとそれぞれに幸せの形も実現する方法も違うのですから。

他者の期待に応えようとすることは、自分自身を見失ってしまうことに繋がります。

自分自身のルールブックを作り、自分の価値観に基づいて生きる勇気を持ちましょう。

もしもあなたが違う人生を望むのであれば、自分自身の人生のルールブックを見直し、自分だけの生きる意味を見つけるために少し勇気を出してみませんか？

挑戦することで、新たな可能性が広がるかもしれません。