遺伝子検査の旅1〜迫り来る老化現象、加齢に伴う健康不安
年齢のせいてもあってか(“若い“とは言い難く“老いてる”とも言えない微妙な年齢)
将来のいろんな事が心配になってきた。
基本的に金と健康が心配なのだが
健康を得るためには金が必要で
金を得るためには健康が必要なのは間違いないだろう。
鶏が先か、卵が先か問題だ。
母方は糖尿病の気があり、父方は心疾患の気がある
もし双方の病状がしっかり受け継がれている場合は
血糖値に振り回され激昂した挙句
胸を抑えながら死んでいくかもしれない。
そんな最期を迎えたくはない。
そんなのは嫌だ、とアンパンマンのOP並に叫ぶことになるだろう。
私は幼少期からとにかく身体が弱かった。すぐに風邪をひく。
シーズン毎の流行りの風邪はおおよそ罹っている。
おしゃれの流行りには鈍かったが風邪には敏感だったのだ。
なのに世間では
風邪は自己管理の欠如とみなされことあるごとに
軽蔑の眼差しを向けられ、おおよそ同情もされない。
そんな期間が長く続き、
すっかり大人になった私は自己管理に余念がなく(食事、サプリ、睡眠、ストレス軽減等々)それでも身体が弱く、体調を崩しやすいままだった。
どう考えても自分の本来の「体質」に問題があるとしか思えなかった。
何か私の体内に重大な落とし穴があるのでは?
そう思い、私は近所の内科へ血液検査に行った。
保険適用外の自費検査なので9900円かかったが
1万円を超えない当たり良心的な気もする。
採血から1週間後、血液検査の結果を渡された。
先生の説明を受ける限りでは
「貧血気味と低血圧以外はなんの問題もない」ということだった。
強いていうならアルコールの分解に関する数値だけは微妙なので
晩酌を控えてください。
という、人生で一度もやったことのない
晩酌に関するアドバイスをもらっただけである。
なるほど。
貧血気味と低血圧は自覚していたが対策はしてこなかった。
調べてみると貧血と低血圧の症状は似ているが少し違うらしい。
最高血圧100以下だと低血圧。
私も運動でもしない限り最高血圧が100を超えることはないので、立派な低血圧だ。
低血圧の弊害はせいぜい朝起きれない程度だと思っていたのですが、これは地味に辛い。なんとか改善したいと思った私は鉄分サプリを購入した。
ドラッグストアでも気軽に買えて、吸収率の良いヘム鉄。
個人的な実感としては朝飲むと血の巡りはいい気がする。
うっかり飲み忘れると、昼前に頭がぼーっとする率が
高い気がするので、自分に合っているサプリかもしれない。
まずはこれを数ヶ月試したところで様子見をしたが
やっぱり微妙に体調がすぐれない。
そこで私は更なる自分自身、もっと私の内側、
奥深いところを知るために
『遺伝子検査』を行うことを検討した。
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