2019年スリランカ旅行〜岩壁の女神は混沌の光〜18
ロビーでガイドさんと一緒に占い師さんが来るのを待ちます。
するとインド人の団体観光客がドカドカと出てきて
一気にロビーが騒がしくなりました。
団体さんはやっぱり騒がしいなぁ〜
と思っているとガイドさんがぼそっと…
「インド人。うるさいでしょ?』
(スリランカ人もインド人うるさいって思うんだ)
というプチカルチャーショックを感じながら
ガイドさんに
「スリランカの人はインド人うるさいな、って思うんですか?」
と聞いてみたら
「うるさいね。スリランカ人こんなにうるさくない」
ときっぱり(笑
おぉおう…そうか。私たちが中国人うるさい、って思うのと同じか。
聞くとここのホテルのお客さんは8割がインドからの観光客だそうで
食事もちょっとインド人好みにしているらしい。
そこで今朝見た共有スペースの散らかり具合を話したら
「あー、それインド人だね。スリランカ人はそんな事しない」
とこれまたキッパリ(笑
インドの人はスリランカのリゾート地にバカンスに来るそうです。
私たちからすると、正直、スリランカとインドの違いがそんなにないので(失礼ながら)
何しにくるんだろ?という感じですが
日本人的な感覚でいくと香港や、韓国、台湾に遊びに行く感覚なのかもしれないですね。
食べ物も味が近いし、距離的にも近いけど遠出してる感じがするし
ちょうどいいのかもしれないですね。
「インド人でも北の人はちょっと肌が白くて大人しい。南の人は色が濃くて結構うるさいね。だからうるさいのはインドの南の人だね」
と地域差まで教えてくれました(笑
日本でいうと東北の人はシャイで、大阪人はよく喋る。みたいな感じですね(笑
占い師さんが遅刻するという連絡が来たので
(遅刻に関してはもう慣れたものです、南の国タイムですからw)
ガイドさんにスリランカの結婚事情を聞きつつ待っていました。
そうしているうちに占い師さんが30分遅れでやってきました。
私たちが泊まっている部屋の前の共有スペースで見てもらいます。
ちなみに今朝散らかっていた共有スペースはすっかり綺麗に清掃されていました。
さっそく占い師さんに事前に知らせていた生年月日&生まれた場所
で見てもらいます。
幼少期から青年期の運勢を見てもらい。老年期の運勢も見てもらいました。
とりあえず、めちゃ長生きするらしいです(笑
まぁ、人生100年時代ですからありえそうですよね(笑
そして女性にとって気になるのが結婚!
占い師さんは言います。
「あなた結婚してるはずなのにしてないの?」
はい…すみません…
「子供も2人産んですはずなのに、なぜいない?」
あ…はい、産んでないです…
まぁ占いも当たるも八卦当たらぬも八卦ですから…
さらに占い師さん続けます
「あなたと結婚を望んでいる人がいるみたいだけど、だれか心当たりないの?」
ちょっとぉお、誰ですかぁ?笑
とりあえず運命の人はいるらしいので、占い師さんに
どうすればその人に会えますか!?
と聞いたところ
「毎週、木曜日に近所のお寺にお参りして熱心に仏様を…」
あ、そういう感じなんですね。
なんか1日1善とか、玄関綺麗にしなさいとかじゃないんですね(笑
開運の仕方も仏教っぽくて良いですね(笑
とまぁ、一喜一憂するのも占いの醍醐味ですから(笑
【コラム】
なにせ私も結婚適齢期を過ぎて晩婚(ちなみに晩婚の定義は、平均結婚年齢を過ぎても結婚していない状態の事を指すようです。間違っても50代、60代で結婚する事ではありません)決定なのでスリランカの結婚事情も気になっています。
聞くとスリランカも近代化が進んで経済が発展していき
女性の社会進出が盛んなようでガイドさんにも20代の娘さんが3人いるようなのですが
みんな仕事に邁進していて結婚する機会が難しいようです。
「私が若い頃はみんな10代で結婚してた。今もう娘たち行き遅れで旦那を探すの大変…はぁ〜(´・∀・`)」
どこの国でも男は「嫁にするなら若い女!」のようで
25歳を過ぎると行き遅れ扱いされるみたいです。
むむぅ…どこでもそんな感じなのね…
それにしても(わたしから見て)美人だらけのスリランカでも年齢を重ねると
結婚が難しいのか…いやそもそもスリランカ人自身、美人が多いと感じてるのか?
と思いガイドさんにその辺を聞いてみると
「スリランカ、美人多いですよ。でもそれ若い時だけ。子供産むとみんな太っちゃう。
太り過ぎもダメ。痩せすぎもダメ。あと肌の色も白いほうがいい」
ほぉ、美白信仰が厚いようですね。
なぜ肌が白いほうがいいかというと、生物学的に肌が白い=若さの象徴だそうです。
確かに年月が経てば紫外線を受けて、シミシワ、日焼けをしてくすんだりしますもんね。
確かにホテルで見たテレビでもキャスターや俳優さんたちは
かなりの色白(白人ほどではないが)さんばかりでした。
個人的には街を見渡せば肌が濃いめの美人ばっかなのになぁ、という感じです。