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輪島・能登金剛・東尋坊・永平寺 2018 - 華のおんなソロ旅

 2018年3月にツアー参加で能登を訪れた旅の3・4日目の記録です。

 3日目、和倉温泉をあとにして、和倉温泉駅から海沿いを走るローカル線、のと鉄道に乗って能登鹿島駅(能登さくら駅)へ。待っていたツアーバスで小1時間ほど走り輪島市内に入った。名物の朝市はもう終わった時間だったので、車窓から朝市通りを見ただけだった。向かったのは、能登の祭りを彩る巨大な御神灯「キリコ」を展示した輪島キリコ会館で、60分見学。

取っておいてよかった記念乗車証 2月15日に全面復旧とか
震災では大きなキリコが倒壊してしまったとのこと
大松明
キリコ会館外観 立派な建物です

 輪島を半島沿いに北上すると見えるのは白米千枚田(しろよねせんまいだ)。棚田を観るのは初めてだが、海とのコントラストが実に美しかった。先の震災ではここも亀裂が入ったりして被害を受けたとのこと。修復には建物とは違ったご苦労があろうかとお察しする。

道の駅 おにぎりを売っていたり


日本初の世界農業遺産


キャッチ画像にしたが再掲

 輪島に戻って昼食後は西保海岸を通り、能登金剛へ。このあたりは、朝ドラ「まれ」(2015年)の舞台だそうだが、ツアー時にはほとんど話題に上らなかったしポスターも見なかった。能登金剛では、能登金剛遊覧船に乗って巌門を鑑賞。見どころ満載だが、先の震災のため甚大な被害で、今現在運航のめどは立っていないとのこと。


船から
船から
船から
船から
船から
他の船もみえる
船から
これが巌門か
船から
船から
船から

 日本海沿いを南下して金沢を通り過ぎ、今日の宿は加賀温泉郷のひとつ、片山津温泉の宿。観光上、あまりメジャーとは言えないところではあるが、ツアーに組み込まれてるからこそご縁があるのだと思う。早めに着いたので、宿周辺を散策してみた。

温泉入口
討ち落とした首を洗うと命の恩人の首だった 嘆く木曽義仲
石碑
雪の科学館もあります 時間切れで入れず
出ました 部屋飲み(笑)


 4日目、ツアー最終日は東尋坊から。そそりたつ柱状節理が美しいが、ご存知のとおり自殺の名所でもある。地元のお土産店の方がガイド代わりになり「あのあたりが、よく火曜サスペンスドラマで犯人と探偵が対決するところです」などと説明していた。実際に近くに行ってみるとスゴイ迫力で、風などあると立ち続けるのがちょっとコワい。


柱状節理の名にふさわしく
海との対比も美しい
歩いて行けるような行けないような
命の電話のようなもの 自死防止のパトロールのボランティアの方もいる
撮影用スポット
遊覧船も面白そう

 ツアーの最終観光地となる永平寺に向かう。修行僧が現に厳しい修行に励まれているとのとだが、そんなところにおじゃましてもよいのかと思わないでもない。自由時間は90分と長めだが、中は結構広くてゆっくり見ると時間がかかった。廊下がひんやりとして足の裏が冷たくなった。予習不足で一番後悔したのがこの永平寺。写真を見ても場所が判明しないものが多く。道元禅師様、お許し下さいませ。これはいずれリベンジだな。


「はっとう」と読む 朝のお勤めをするところ
承陽殿へ
承陽殿
「法堂」の中
「僧堂」
「大金院」(だいくいん) 正面は韋駄尊天
全景図
美しいので撮ってみたが
廊下は冷え冷えと
山門の四天王
入口
傾斜のあるろうか
大すりこぎ棒
境内から


お昼はおそばと鯖寿司 郷土色豊か


 3泊4日の能登半島の旅は、大変楽しく充実したものだった。もうはや6年も経つのだが、写真を見るとあのときの感動が蘇る。観光資源は貴重な地元の財産。まずは日常生活の回復を急がれていることでしょうが、ぜひまた美しい景勝地とともに旅人を迎えてくださいますように。現地の復興を心よりお祈りしております。